
世の中の天才の中には99回の失敗を乗り越えて100回目に成功したケースがあるようです。失敗学からみても失敗の原因を分析してその傾向と対策を立てることのほうが大切だということもいわれています。でも99回失敗するのはあなたで100回目に成功することが大切だという意見は他人からの意見に過ぎません。
99回の失敗ってどういうこと?
多少の失敗にはくじけない心が必要だというのなら正しいような気もします。でも止めたら終わりだという永遠に続く努力を説くメンターらしき存在はどうもなんとなく・・・
メンターって心の師匠のことなのでしょうか?
どちらかというとスピリチュアル系の雰囲気がしますが気のせいならいいと思います。以前金持ち父さんが倒産したという原語を読めない方の記事がネットで話題になっていました。
金持ち父さんの解説では資産の集中は危険だから仮に倒産しても痛手にならないように分散して資産を管理する必要があるということのようです。
そして金持ち父さんの資産の一部が倒産したらしいのですが法制度が違う国ですしそのまま信じるのもどこかピントがずれているようです。
この本が過去にベストセラーになったことは知っていますが日本には合わないところも多く深く読んだことがないのでよくわかりません。
でもネットの話題が正しいのなら失敗を想定内の出来事としてキチッと対策を立てているようです。
99回の失敗どころか1回でも再起不能になりやすい日本

資金繰りが悪化して倒産しても再起を図るために全力で立ち向かっている過去の社長さんたちの暗いニュースがありました。
再起に一番必要な資金が集まらないわけですから資金繰りが最初から悪い状態なのでしょう。
アルバイトや非正規雇用で食費を削って新規起業資金を作ろうと頑張っているうちに気の毒に健康を害したり亡くなってしまうケースも多いというのは日本が他人の評価を基準に考える習慣がある国だからかもしれません。
99回の失敗を乗り越えろ!という評論家は過去1度も失敗したことのない人達だったりもします。
耳にやさしい言葉を文字にするだけでベストセラーが書けるなら再起もなにもないのかもしれません。
それでも・・・いつまでも再起出来ない失敗した人達は藁にもすがる思いでこういう本を読んでいるのかもしれません。
フィードバックできない失敗は危険なだけです。
やろうとしている事が危険なら失敗すると後がないことは覚悟しておかなければ100回目の成功は難しいのかもしれませんね。
いかがでしたか?
モチベーションを上げればいいという簡単な問題でもなさそうな失敗から学ぶことの重要性ですが学んだ結果が再起不能なら無意味なのかもしれませんし・・・
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