
モチベーションアップのために有効な手段だとされているのが今までの辛い生活をなんとか乗り越えたその頑張った自分へのご褒美をあげるという方法です。いつでもご褒美は有効だとされていますが思わぬ落とし穴が潜んでいるのもこの頑張った自分へのご褒美なのでしょう。
たしかにご褒美は大切!だとしても時期が問題だよね!!
モチベーションが上がらないのも生活に悪影響が及んできますがモチベーションが下がりっぱなしでは人生憂鬱の塊みたいになってしまいます。リスクとしてはふたつ存在します。ひとつは自分へのご褒美ですしもうひとつはご褒美をあげないことなのでしょう。プレゼントっていつでも他人には気に入ってもらいたいものを贈りますね。でも自分自身がなにを気に入っているのか漠然としていることもよくある話しでしょう。
とはいえ行動パターンで考えるとかなり同じような傾向性があります。なにか好きな物を買うとかあるいはいつでもお気に入りのレストランで食事しているなど・・・物と食べることなどがその例なのかもしれません。物も増えすぎれば断捨離が必要になりますし好きなように食べるとダイエットが必要になります。そしてたいていこういうパターンは失敗してダイエットならリバウンドを起こしてしまいますし物なら少なくなってきて焦りを感じるようになりお買い物依存症に嵌まってしまうこともありそうです。
ご褒美は大切!でも時期に問題がありそう
心理学の分野でも行動心理学だと思うのですが猿にエサを与える時期をいろいろなパターンで分析したらエサがもらえると喜ぶ猿がエサが与えられないと欲求不満から無気力になるらしいんです。詳しいことは心理学者ではないのでよくわかりません。ただ人間でも猿でも犬でもご褒美が手に入ると興奮するシステムにはなっているようです。
よく推奨されているなにかに頑張った時には必ずご褒美を自分にあげるということです。ご褒美をあげる習慣がいつもの行動にメリハリをつけるという解説ですが案外自分を大切に思っていないこともあってもうちょっとだけ頑張ったら・・・そうしたらご褒美をあげようというご褒美の先送り現象が起きてしまうことも頻繁に起こってきます。
ご褒美がもらえないと頑張らない自分になってしまい必要もないのに大量にご褒美を受け取る羽目に陥るとご褒美中毒になるのかもしれません。たとえそのご褒美が自分へのご褒美でも理由付けがはっきりと頑張った自分だからということでも中毒症状は起きてしまいます。とはいえ圧倒的に多いのはいくら頑張ってもご褒美がもらえない悲しい自分のケースでしょう。他人には甘く自分には厳しいのがプレゼントの世界でもありそうです。
ご褒美をあげる時期を定期的に設定しておくことも大切なポイント
なにかあったら必ずもらえる心の仕組みをつくってしまうとそのプレゼントに不感症になってしまうことのほうが多いのかもしれません。ご褒美不感症は最悪の場合はいくらご褒美をあげても嬉しくない自分になってしまうことでしょう。物ならば買うのが当然になりますしお気に入りのレストランならいつでもお金にゆとりがあるとつい行く習慣ができてしまうことなのでしょう。それでも毎日の生活に活気があり充実しているのなら日常化されたご褒美でも意識せずにモチベーションはアップし続けます。
とはいえ毎日が好奇心の塊って雑誌の特集記事のようでもあり不自然な感じもします。それよりもご褒美不感症になってしまうことのほうがリスクは高そうです。生活が単調でマンネリ化していたり辛い毎日が永遠に続きそうな気がしてくるからなのでしょう。そういう無気力感は生活から活気を奪ってしまいます。ではどうすればいいのか?というとたとえばお給料日には必ずイベントとしてお気に入りのレストランで食事をするとか前から欲しいと思っていたティファニーブルーで包装されたTIFFANYのネックレスを買うなどご褒美の時期をお給料日にあらかじめ設定するなどがマストな方法でしょう。それなら来月のお給料日が待ち遠しくなります。そしてモチベーションを翌月まで持ち続ける習慣が出来るということなのでしょう。
いかがでしたか?モチベーションアップを期待するわりには自分にケチだったりするもののようです。せっかく頑張ったのなら素敵なプレゼントを自分に贈りたいものですね。そういう大切なことすら気にもとめなくなる自分はなぜか辛い人生を歩む感が痛いほど感じられたりもします。
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