
何事も時間をかけすぎるのは無駄だとされています。たとえばシステム手帳でもオリジナルリフィルの作成なんて時間効率が悪いと思う人が多いのでしょう。たしかに市販されているシステム手帳用のリフィルでもスケジュール管理系は購入したほうが早いわけですし・・・
システム手帳が取り上げられるのはビジネス系の雑誌だけ?
仕事の出来る人とか仕事術などのジャンルではシステム手帳がよく取り上げられています。でも現実には少数派になってきているのかもしれません。日本の社会構造を持ち出すまでもなくスケジュール管理のための手帳としては重すぎるからなのでしょう。管理するだけのスケジュールなんてない人のほうが多いのかもしれません。
手帳をシステムとして使うからシステム手帳なんですがそのシステムは時間管理中心になってきているようです。管理する時間がそれほどなければこんな大きくて重い手帳は不要なのでしょう。むしろスマホでスケジュール管理するだけで十分なのかもしれません。スマホで見るのは確定したスケジュールだけですし見るだけのほうが多いようです。
他の人気の手帳をみればわかるとおりほとんど月間スケジュールだけだったりもします。その分オシャレ度が高かったりカラフルでデコされていたりもするようです。学生の時間割的にはこういう大判で軽くて薄い手帳が便利なのでしょう。でも工場労働者のような立場だとシフト表があります。出勤する曜日と時間だけで用が足ります。だからあえて手帳など持たない派になってゆくのでしょう。
とはいえビジネス系の雑誌はホワイトカラーが中心対象なので事務系や営業職の事例が多いのも特徴なのかもしれません。営業職なら絶えずスケジュールの変更や打ち合わせなどの重要なアポイントメントが発生してきます。だからカレンダーだけでは足りないようです。その件に関するメモや資料を最少コンパクトに収納するバインダーがあるほうが便利なのでしょう。とはいえ知的生産系ならシステム手帳がいいとも思えません。研究職なら手帳もほとんど必要なかったりもするからですが・・・
システム手帳はシステム化したほうがカジュアルに使えそう!
一枚のリフィルに何を記入するかが決め手だからオリジナルリフィルの活用が推奨されているのでしょう。リフィルを自作するとか手作りリフィルなんて時間効率が悪そうです。たしかに市販されているスケジュール関連のリフィルでいいのでしょうね。
それでもオリジナルリフィルにこだわるのはその発想に理由があるからなのでしょう。フリースペースでもほとんどの事柄はメモることができます。ただ・・・メモの比較が難しいようです。どんなことを書けばいいのか絞りが甘いからなのでしょう。こういうオリジナルリフィルは大量に作らなければ意味がないという意見もありますが数枚でも十分なんだと思います。問題はどの項目を書くのかが明確に絞り込まれていることが重要だという点なのかもしれません。フリースペースに書くのはそれこそ自由なのでどんな風にも書けます。でもその内容をまとめる段階で不要な事柄を消去しなければ不便なんですね。
数枚のオリジナルリフィルをバインドするだけで後で参照するときにとても便利です。というよりも書いたメモは後で参照できなければあまり役には立たないのかもしれません。項目別に分解するとA4の紙に書き殴った事柄もごく単純ないくつかのポイントになったりもします。それに自由自在に書いておいたつもりでも肝心のポイントを落としている可能性も高いわけです。
何回も繰り返し項目を煮詰めてゆけば簡単に情報をまとめることができそうです。オリジナルリフィルというと手書きではなさそうなイメージがありますがこの点は手書きでも十分だと思います。ポイントはどんな項目?というところですから・・・
いかがでしたか?後で参照したときにわかりやすいことと記入する段階で迷いがない点ではオリジナルリフィルの効用はかなりのものでしょう。それにより洗練化させるのは項目なので手書きでもパソコンでもかわりはないとは思いますが・・・
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