
九星気学は古い占いなので最先端ということはないのですがそれでも次々と気学のパーツを切り売りしているような雑誌の占い特集があります。九星気学と今日の運勢は違うのですがなぜか同じような切り口で語られることが多そうな気がします。
気学にトレンドはないが・・・
占いで気になるのは相手との相性でしょう。恋愛がステップアップしてゴールインしたとしても結婚生活は長いわけです。その長い結婚生活のはずが新婚3ヶ月程度ですでに破綻したりするのはパートナーとの相性に問題があったからなのでしょう。たとえば食生活の不一致とかファッションセンスの不一致などほんの小さな事から厄介な問題はどんどん成長しつづけてゆきます。最後は元の他人に戻ってしまうという残念な結果が待っていたり・・・
不一致は性格だけではないのですが・・・たとえばお相手の金銭感覚におかしいな!と違和感を感じることもあるのでしょう。結婚は生活ですからその土台がぐらついてしまうと結婚生活も長続きしません。婚活パーティーで知り合ったのならお相手の本当の姿はわからないものなのでしょう。
相性を気にしすぎて気学の傾斜法にこだわる心理
傾斜法で相手との相性がわかるといわれています。占い特集のページをめくっても傾斜法で恋愛をGetするための3つのテクニック的な記事が載っていたりもします。たしかに傾斜法は気学では非常に高度な占い方とされています。でも相性を性格的な面だけでとらえると結婚後の生活には不安が募るばかりですね。性格だけでは相性とは言えませんし・・・
相手の気と自分の気をコラボレーションして先行きをみるというのも間違いではないのですがそれだけで傾斜法を理解したつもりになると思わぬ落とし穴に嵌まってしまいます。傾斜法の使い方は秘伝とされているわけですから・・・
高度な気学の活用には基礎が大切です。いつまでも九星気学が方位学だと理解していては気学の奥深い秘密に気づくこともなく役にも立たない占いだと立ち去っていってしまいそうです。理解することはかなりの難易度が要求されますがその結果は金運アップや恋愛運上昇にも繋がるということのようです。ただ恋愛運はちょっと問題があるのかもしれません。恋愛適齢期の間に気学の奥伝までマスターすることは難しいわけですし・・・
そして手垢染みた方位学に変わって気学傾斜法による相性た最先端のスキームだという特集になってくるわけですが・・・
いかがでしたか?神秘的な気学の奥深いところまで到達したいという気持ちと安直に相性さえわかればそれでいいという価値判断がせめぎ合うのが傾斜法なのかもしれません。でも相性ってなんなのかは一度考えてみたいところですね。
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