ロバート・デ・ニーロのモテテクを若者が学ぶというありがちな誤解 マイ・インターンという映画で
ロバート・デ・ニーロがモテテクを若者に伝授するという設定が不自然な気がします。
ロバート・デ・ニーロがモテルとかモテナイというのではなくこれは映画ですからね。
アン・ハサウェイがニューヨークのファッションサイトの社長を演じるこの最新作が
マイ・インターンなのですがアン・ハサウェイのイメージとしてはプラダを着た悪魔があります。
世代間の交流を描いた作品ということなのでそういう役作りなのでしょう。
スーツにネクタイ、クラシックなヴィンテージ物のバッグが象徴するもの
ベンという
シニア世代の人物をロバート・デ・ニーロが演じています。一緒に働く若者がフード付きパーカーで仕事をしてスマホを使いメールでやりとりをしているという設定で世代の違いを浮き彫りにしているようです。
これはファッション面の事ですね。
内面的な部分でも世代間のギャップがありそうです。
ただ日本ではないのでなんとも言えませんが。
ファッションだけでは映画としては面白くないのでシニア世代でも活躍できるという部分を強調しているようです。
たしかに最近のシニア世代は元気に旅行に出かけています。
バスツアーが好まれているようなので富士山や箱根などで
温泉でゆったりとしたり観光地を回って歩いたりそれぞれ楽しみ方は違いますがモテルという感じではないですね。
シニア世代は本当に活躍したいと思っているのでしょうか?
直接のアンケートはあまりないようですがどちらかというと
生活に追われている状況のほうが強そうです。
もちろん日本の場合限定です。
むしろ人気はモテテクよりも
田舎暮らしなのでしょう。
田舎暮らしで人気がある地域として山梨県や長野県などがあります。
自然が豊富でちょっぴり都会風な地域が人気なのでしょう。
モテルということよりも野菜作りとか家庭で菜園などの本が売れているようです。
それをみても先端で頑張っているシニア世代は少ないのではないでしょうか。
もちろん映画なのでその映画が面白くて楽しければいいわけです。
映画に理屈は不要ですよね。
でもこのファッションは高そうな気もします。
スーツにネクタイ、クラシックなヴィンテージ物のバッグというと
Brooks Brothers (ブルックス ブラザーズ)の雰囲気なのでしょうか。どうも日本のシニア世代とは現実的にもギャップがありそうです。
しかもモテルというのは007的な気もします。
ジェームズ・ボンドと日本のシニア世代ではかなり違う気がしますね。
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