
九星気学といえば年運を見るためのスーツという考え方が支配的なのかもしれません。たしかに一見便利そうでいてなぜか成果がでなかったり結果に結びつかないことも多そうです。そもそも論になりますが年盤で九星のめぐりをみると・・・
九星気学は受け身では役に立たないことも多い
九星気学での行動をなぜか方位学限定で考える占い師も多いようです。占ってもらう占いフリークの方でさえ最初から吉方位について知りたがります。その吉方位への移動によっても幸運がやってこないのならやっぱり九星はダメな占いだと思い込んでしまいそうです。
たとえばこんな金運を呼び込みたいという夢や願望があったとしてもそのこんながあまりにも漠然としていれば成果にも結果にも結びつかないのでしょう。
それが九星気学でのひとつの罠でもありそうです。誰でも人間なら不幸を避けたいし事故のようなアクシデントなら起きそうな時期に注意するものです。それが九星で割り出せるのならそれなりに役に立つとは思います。
とはいえこういうスタンスは守りの姿勢なので開運というよりも現状維持を目的としたものなのでしょう。
年盤では運の悪い時期がわかっても慎重に行動する!などのアドバイスしか得られないからなのでしょう。
目的を明確にして達成したいゴールまでの道筋が見ててきてもその夢が叶うとは言えません。時期の問題があるからなのでしょう。ところが年盤九星のめぐりだとネガティブな作用や効果を防止したいことに神経が集中して攻めの姿勢にまで到達しないようです。
数年先の出来事はタロットカード占いでも漠然としています。ドッグイヤーといわれる時代に数年先は予測すら出来ない展開で世の中が動いているかもしれません。
つまり夢達成のゴールは数年先では現実味がないという感じですね。
年盤で夢実現のプロセスは創り出せない可能性が高い
悪い事が起きないように祈りの気持ちを込めて九星年盤を注意深くみることは悪くはないんですが開運したいのならゴール設定とそれまでの道筋はある程度掌握しておかなければなりません。
それには1年間という期間を区切ってその時々にマイルストーンを建てておかなければなりません。そのマイルストーンが今の行動が実現可能な目標から離れていいないかを教えてくれます。
九星気学の場合はマイルストーンは1年間の間に設けたほうがいいんです。数年先のマイルストーンではアバウトすぎますしそれほどの長い期間に社会状況が変動しないことも可能性としては少ないわけです。
とすると九星気学で幸運を呼び込みたいのならマイルストーンは月で設定しておく必要があります。
こういうマイルストーンの置き方は成功哲学ではよく語られていますが実際にはあまり機能していない感じですね。
その理由は運に左右されるからもあります。どんな月をマイルストーンとして設定したのかでゴールが達成できるかそれとも回り道を余儀なくされるかが決まってきます。
ひとつの例ですが転居ということについてもその準備が順調に進む月とほとんど進まない月があります。かなり大きな障害にぶつかるからなのでしょう。
どの月にプランを立ててそれをどの月に実施するかなどは運が味方してくれる時期でなければ逆風が強すぎて動けなくなってしまいます。
成功哲学だと運という要素を除外していますから運に関するファクターは存在しないようです。でも現実には障害運のぶつかるのは良くある話でしょう。
会社での問題や家庭的な問題とか健康面でのトラブルなど順調に進むはずの物事がストップするのは日常茶飯事なのかもしれません。
概論的にはそういう感じですが各論ベースで展開しなければ理解できないと思います。その各論はいずれ・・・
いかがでしたか?九星気学といえども開運できないのなら他の占術との差はなさそうです。それに占いとして当たるかどうかなら易やタロットカード占いに利がありそうですが・・・
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