開運という響きは心地のいいサウンドですが実際に開運に成功しなかった多くのケースでは常識を無視した九星気学を適用しているからららしいんです。というのも行動が運を拓く気学であっても・・・
なぜ九星気学は行動よりも方位にこだわるのか?
たしかに吉方位に小旅行をするとか吉方位へ転居するなどのお引越し開運法に人気はあります。それでも九星気学の吉方位には効果がないという意見もそれなりに多いようです。期待しすぎなのかもしれませんし楽をしたい気持ちが強すぎるのかもしれません。
行動はお引越しだけではないのですが現実にステップを踏んで着実に前進することの嫌いなタイプにはこういうなんとなくいいことありそう!的な占いが好まれるのでしょう。
好みについては人それぞれなので自由に選択すればいいとは思います。それで成果や結果が出ないと悩まなければ・・・
たまたま吉方位が海辺の街でシーサイドリゾートっぽいオシャレなお部屋を見つけてこれなら開運も出来るし好きなシーサイドインテリアも楽しめるという感じなら最高の吉方位なのかもしれません。
結果が出なくてもいいわけですしそういうシーサイドリゾートの生活も楽しいわけです。
東京から江ノ島へ出るとそんな物件がみつかります。湘南なので鵠沼海岸でもいいですし少し離れていますが鎌倉にも海がよく見えるロケーションの不動産があります。
近くの書店にいけば湘南スタイルという雑誌も置いてあるのでこの雑誌を買えばシーサイドリゾートで暮らすのはこんな感じというイメージが得られます。雑誌を眺めるだけでも湘南っぽいライフスタイルがわかるのも湘南スタイルのいいところなのでしょう。
このあたりなら新江ノ島水族館にも近いしオシャレなレストランもありますし新宿へ出るのも小田急ロマンスカーで簡単に出られます。むしろ気学は単なるきっかけに過ぎないのかもしれませんね。
本当はシーサイドリゾート暮らしが憧れだったのかもしれません。
ところで吉方位の効果にすべてを賭けてしまいたい気持ちがあるのならあまり気乗りがしないような新興住宅地でも仕方がないのかもしれません。なにしろ吉方位ですし・・・
とはいえそこまでの九星気学フリークでないのなら住みたい都市とか住みたい街を決める事が先決でしょう。そして何年後ならそこへ移転できるかを九星でみるわけです。
数年先というと気の長い話ですがそこまで待てる心の余裕を大切にするのも九星ならなのでしょう。
待つ!これも行動の一種でもあります。今は非行動ということですけど!
開運方位へのこだわりは動いてはいけない時期に転居のような大きな動きはしないほうがいいというアドバイスでもあります。
逆説的ですが行動しない時期を割り出すのも九星気学では大切なポイントになります。方位を優先すれば行動にブレーキをかけられるということが方位優先の基本なのでしょう。
いわゆるPDCAサイクルの活用法でもなぜか失敗するこれだけの理由
とはいえ方位だけでは運は拓けません。当然ですが最初に到達したい目標地点が必要になります。そしてそれを現実化させるための具体的なステップということです。
それが中間目標ということですしそれらの中間ステップを確実にクリアしてゆけば開運というゴールに到達できるはずです。
ところが案外うまくゆかないのもこのステップを消化するということでしょう。実はステップを先へ進めるためにはどうしても予測できない障害が発生してくることを意識する必要があります。
つまり障害運に見舞われるということです。どんなことでも順風満帆はあり得ません。障害は自然に発生してくるものなのです。それが障害なのか停止信号なのかはわかりませんがそういう障害を象徴する出来事が起きてきたのなら状況を再度確認しなければなりません。
そういうことからもPDCAサイクルの活用法が上手く回るかは運次第なんですね。計算上こうすればPDCAサイクルが回せるというだけですし・・・
過去に九星年盤では生じてくる出来事を予測するものだという説明をしましたが物事を生じさせるためには九星気学の年盤をどう使うかは解説しませんでした。
というのも年盤にこだわると受け身になり事象の変化に対しては後手後手になってしまうからという理由からなのです。
九年サイクルで物事をきっちり完成させて結果が出せることは少ないのでしょう。ということで九星気学での開運は具体的なプランが立てやすい月盤を中心にしたいと思います。
いかがでしたか?これから先起こりそうな出来事を予測することも大切ではあります。それで開運できるかといえばおそらく金運アップにも恋愛運向上にもそれほど効果が期待できないのかもしれません。
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