
占いの知識が増えるほど占いの結果が外れることが多くなるしなんといってもその占いが役に立たなくなることも多いようです。その原因の多くは偏った占術に凝り固まることから始まってそのパターンから外れることを嫌う心理が運をより悪くさせるのかもしれません。運を良くさせたいために占いの研究を始めたはずなのにいつのまにか本筋からは遥かに遠い地点に飛んで行ってしまいいつまでたっても開運できない悩みを抱え込むというパターンがそんな例なのかもしれません。
好きな占いに嵌まると不運になる危険なパターン
金運にしても恋愛運にしても運気をアップさせるためには行動が大切だということはそれほど的外れなことではないのかもしれません。そういう行動の大切さがわかれば占いの研究でまず最初に考えるのは吉方位旅行とか吉方位へのお引越し転居についての占術をより深く研究しようとすることなどでしょう。吉方位についての知識をもっと豊富に持ちたいという気持ちが強くなるのも自然な感情ですし悪いことでもなさそうです。ただそれが開運に結びつけば・・・という条件があるのですが・・・
こういう占術には気学が有効だという考え方は悪くないのでしょう。ですが気学を研究すればなんでも気学でみたくなるのはあまりいい傾向ではないのかもしれません。たしかに魅力的にみえる九星気学でも役に立たなければ砂漠の蜃気楼のように開運はどこまで行っても遥か遠くにあって実生活からは距離が遠すぎて・・・くたびれて・・・もう歩けない!
最初は楽しかった占いの研究が暗い人生観の始まりになるのも偏った占いのせいだと思います。
占いでも役に立たないこともあるのは固定観念のせいなのかもしれない!
占いと心理学は親戚ような関係にあるのでしょうか?心理占いのようなジャンルもあります。これは性格分析のひとつだとは思いますが心理学での性格と占いの相性では次元が異なるもののようです。
ところで九星気学で吉方位にこだわるのは凶現象に見舞われたくないからもありますしなによりも金運や恋愛運・・・健康運、家庭運、仕事運など様々な悩みを解消したいからでしょう。
ところが九星気学の吉方位をとってもさっぱり変わらないこともあります。それどころか転居しつづけてお引越し貧乏になって借金だけが増えてしまったりすると今までの占いに賭けた自分が愚かしく思う不幸な占いフリークになってしまいます。
とはいえ固定観念なのでせっかくマスターした九星気学の枠から外れるのも恐怖感があって凶方位だとわかれば避けたくなる第2の本能のようなものが発達してしまっています。
九星気学の象意は所詮心理学でいうところのカラーバス効果だと考えて早めに九星気学から他の占いに軸足を移せばそういう凝り固まった気学中毒からは逃れられますが・・・
七赤なら七赤の象意が出てくるのはカラーバスにも感じられなくはないのですが九星気学の象意と心理学のカラーバス効果は似ているようでいて違うものなのでしょう。
心理学のカラーバス効果だと赤という色に意識がフォーカスされると街中のどこへ行っても赤が目につきます。つまり赤という色にフィルターをかけている状態なのでしょう。
ところが九星気学の場合は目につくというよりもそういう現象が発生してくるわけなので見えると現象の違いからも心理学と九星気学の違いはわかると思います。
易でみることと気学でみることははっきり分けなければならない
たとえば歯が痛くなって歯医者を探しているとします。その時期の吉方位に3つの歯科医院があるとします。気学中毒に陥ってしまうと吉方位なのでどこでも吉効果が発生する気がしますが歯科医院はどこでも同じでもないんですね。
医師の技術だけではなく設備が古すぎるとか性格的に合わないなどの避けたい歯科医院があったりもします。
その場合は気学では選べません。その時期に自分に合った治療を受けられるのかは易でみなければわかりません。その易占いが苦手だと開運上問題が発生してしまいます。
易でみることと気学でみることは違うわけですから・・・
もっともその吉方位ある歯科医院はひとつだけなら選択の問題ではなく迷わずにその歯科医院で診察してもらわなければなりません。
こういう柔軟な占術の切り替えが開運するためにも大切な事柄なのでしょう。
いかがでしたか?好きな占いは熱心に研究しても苦手な占いからは遠ざかってしまうのも自然な感情なのでしょう。趣味ならばそれでいいのかもしれません。趣味は実益とは無縁なこともありますし・・・
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