
目標設定の重要性って基本の基本だったりします。基本なので省略可能なのかもしれません。どんな物事でも基本を忘れることも多いわけです。テニスでもラケットの握り方なんかも無意識にやっているのでよくよく分解してみればどこかおかしかったりもします。
再現性ってどこまで再現性に入るの?
ビギナーズラックだとか偶然が重なった不思議な体験などともいわれているようにほとんどのことは運が良かったからだということもあります。
その日でなければ・・・その時間でなければ・・・結果に結びつかなかった可能性もあります。人間は誰でも失敗の記憶って忘れるようにできているみたいです。
重大な失敗なら心は忘れていても身体に恐怖心が宿っていたりもします。雪道での車の立ち往生とかスリップしてあとちょっとで重大な事故が起きていたかもしれない危険すら記憶から消えてしまいそうです。
あまり大雪でも車の運転には注意を払わなくなることもありそうです。でも雪道をみた瞬間にスリップした経験が深層意識から浮かび上がってきます。
どうしてもスピードが出せないとかジャリジャリした雪の感触が妙に不気味な気持ちにさせるとか・・・
意識では忘れていても案外深層意識の世界では危険なシグナルが出続けているのかもしれません。
それであわや事故る寸前を回避できたりもします。失敗しない再現性はかなり高そうです。成功するための再現性は乏しくても失敗に対してはかなりナーバスになってしまいますね。
もしも再現性が疑わしいのなら中止する?
ビジネスも雪道のドライブと同じようなところがあります。普通ならなにも思わずに快適に走っているはずのドライブ!でもなぜか急に危険をいっぱいにはらんだリスキーな局面だと感じ始めるのも無意識の働きなのでしょう。
失敗に関しては体験してきている事柄なので危険回避の本能が働きます。ところが未来のリスクだとさっぱりそういう能力が働かないようです。
それって再現性のないビジネスなのかもしれません。いつまでもお付き合いしていると時間の無駄だったりもします。
それでもどうしても危険をおかしてまでも欲しいものがあるのなら未体験ゾーンでも車のように高速移動ではなく徒歩圏内からスタートして未知の世界へ探索に出かけなければなりません。
最初から再現性なんて考えないことがポイントなのでしょう。
いかがでしたか?今までやったことのある事柄とはじめての事柄ではアプローチの仕方が違うようです。未体験ゾーンなら失敗は織り込み済みでなければプレッシャーで一歩も進めなくなりそうでこわい気もしますが・・・
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