
段取り上手なビジネスマンはゴールを設定するところからはじめるというのがビジネスの常識なのでしょう。その割りには進まないプロジェクトとかどうにも管理不可能に思える工程があるケースも多いようです。それをなんとか努力と根性で乗り越える必要があるらしいんですが・・・
ゴールから行動を細分化しても成果が出ないとき
ゴール設定と夢とは雰囲気がかなり違ってきます。夢は楽しいものなのにゴールというとお仕事モード全開な気分にさせられてしまいます。
ゴールを設定してそのための行動を細かく細分化するのか理屈には合っています。それが着実に成果に繋がるのなら正しい方法なのかもしれません。
いつになったら結果が出るのか不安に感じたりしませんか?ビジネスの多くの局面は不確実性に満ちあふれています。未来は不透明ですし・・・
その未来へのアンカーとしての目標なのかもしれませんが未来のある時点にくさびを打ち込んでいるつもりが空虚な無限に拡がる宇宙空間のなかの小さな点でしかないのかもしれません。
それなのに成果だけはがっつりと手に入れたいというかなり高度で難しい望みを持つこともありますね。
細分化した中間目標がずれまくる可能性も高そう
ゴール設定が役立つのは過去に何回かトライして成果に再現性がでそうな事柄だけでしょう。つまり今までの工程を見直すことでより速くよりパワフルに目標に到達できる可能性があるからなのでしょう。
とはいえ未体験ゾーンの場合は目標設定そのものも夢のような気がします。小説家になりたいと思って毎日原稿用紙と格闘していてもその作品が世に出る可能性があるのかもわかりません。
一度やって成功した経験があれば目標到達までの改善点が把握出来そうです。ですがはじめての出来事なら未来はあくまでも不透明ですし・・・
逆算する元になっているゴールも蜃気楼の彼方へゆらゆらと消えて行ってしまいそうです。蜃気楼をより現実に近づけるために中間目標を設定するわけですがそれがなんとも・・・
結果がすべての世の中にプロセスが不透明なゴールでは逆算できそうにもない気がします。
いかがでしたか?成果があげられない!これは嫌な気分にさせられます。このままでいいのかすら判断できなくて迷ってしまうからなのでしょう。それが悩みというものなのでしょうね。
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