占い師の話術が話題になるときに決まって出てくるのがコールドリーディングなのでしょう。話術に興味があるのか占いに興味があるのかは人それぞれでいいんですがそれでも話術が使えそうだという雰囲気の中には営業成績が上がらないセールス関係の人やコミュニケーション能力を改善したいと願っている人がいそうです。
占い師の話術のどこに興味を感じるの?
誰でも悩みを抱えています。誰でも知りたい事柄があります。そしてその答えは永遠に誰にもわからないのかもしれません。
上手な会話術とか心理テクニックに人気があるのも人間関係の悩みを改善したいからなのでしょう。
占いはおまけで話術のシステムが知りたいような気もします。どうせ占いなんて当たらないしどうにでも解釈できるし・・・なんとでも説明がつくよね!ということで本体の占いよりも話術に関心が集中するのでしょう。
カラーバス効果のようなものなのかもしれません。話術に注意が行くとすべてが話術に感じられて占い師って本当に話術が上手いのだろうか?などと興味津々になってつい気が入って相談することになりそうです。
コールドリーディングが悪いとは言いませんがその仕組みが知りたいと思った時点で悩みはどこかに吹っ飛んでしまうのが普通なのでしょう。
とはいえ悩みは悩みなので話術では解決できないことぐらいは薄々感づいているようです。
本当に知りたいことって過去のことなの?
当たった気分にさせて信用させるのがコールドリーディングだとすればほとんど役には立たないと思いますね。普通に占い師をやっているプロ占い師でさえ話術っぽい題材を記事にする時代です。
話術が使えれば対人関係の悩みも解消できるというのは錯覚なのでしょう。台本のあるドラマですら大根役者もいますから話術のシナリオを準備しておいても使えるかすらわかりません。
2017介護福祉士の試験が1月にあったようです。そんな記事が最新記事として上がっていました。
なんと介護福祉士の希望者が半減しているようです。こういう国家試験の場合は安定を求めるのが多いのですがこの介護福祉士は仕事のやり甲斐に関心が強い人向けだとされていました。
普通なら例年14万~16万人台らしいようです。2015年度も16万919人らしいので人気資格であることはここから読めるようです。
合格率も例年60%程度というのでかなりの資格者がいるらしい雰囲気がします。それが16年度は7万9113人と落ち込んだということなので実際に合格できた人は例年よりも少ないといえそうです。
その試験で合格したかどうかが気になる人も多いようですし占い師的にはこういう当て物的な占いは嫌うようです。
楽勝ケースなら気分も爽快ですし快活で活発な生活をおくっているのでしょう。自己採点で合格はまた来年ね!というのなら3月の結果の発表などどうでもいいのでしょう。
もしかして合格できていそう!とか合格できているとは思うけどもしかすると不合格なのかもしれない!そんな立ち位置が微妙な受験生のとっては合否の阪大が気がかりでしょう。
人間なので楽観的に考えられるときにたまたま占い師に相談すれば合格してるから大丈夫だといわれますし悲観的な気分だと今年はちょっと難しそうですね!などと言われそうです。
気分は常に変動しているので合格できたらいいなぁ!というときともしかしたら落ちているかもしれないと不安になるときがあります。
本人もわからない受験の結果なので本人に会話で語らせても意味はなさそうです。コールドリーディングが出来るとしたら・・・もしかして何かの試験を受けていません?という程度でしょう。
はっきりと介護福祉士の試験を受験したけど結果はどうなんですか?という具合にストレートに質問すると会話から引き出してきた情報で多分・・・おそらく・・・合格?いや不合格?と・・・曖昧になってきたりもします。
受験者の成績が高得点レベルが多ければ合格ラインも高くなりますし低成績の受験生が多いとボーダーラインも微妙になりそうです。
受験なので他人との競争ですね。そして占い師の話術がコールドリーディングなら答えは永遠に出ません。
本当に知りたい未来についてはなにも答えられないのがコールドリーディングなのかもしれません。
いかがでしたか?占いだから当たるとは限りません。ですが未来を予測しようという心が見えない未来へ心を飛ばしているわけです。その的中率に安心を感じたり来年のための準備が必要だと諦めるとか・・・過去の出来事の一部を脚色していかにも当たったようにみせても介護福祉士の受験の結果がわかるわけでもないとは思います。合格したような素振りも不安感の裏返りだったりもするのでこういう会話から未来情報を引き出すのは本質的に不可能なんですけど!
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