
タロットカード占いは人生の岐路に立たされたときに明日を感じるためにあります。今の悩んでいる自分と明日への架け橋なのでカードそのものが明日へ架ける橋なのでしょう。現在から未来へと橋を架ける努力をしなければ運が逃げ去って行くということなのかもしれません。
タロットカード大アルカナ22枚ではわからないことってあるよね!
人生がいつまで続くのかは誰にもわかりません。ですがその人生の一コマ一コマをその瞬間に切り取ってこれがあたなの人生だと提示しているのが大アルカナなのでしょう。
大アルカナで人生がわかりそうな気がしますが・・・カバラの思想もあり深淵な哲学でもあるタロットならば・・・、
とはいえタロットカード大アルカナは
0番の愚者からはじまって・・・I 魔術師、II 女教皇、III 女帝、IV 皇帝、V 教皇、VI 恋人、VII 戦車、VIII 正義、IX 隠者、X 運命の輪、XI 力、XII 吊された男、XIII 死神、XIV 節制、XV 悪魔、XVI 塔、XVII 星、XVIII 月、XIX 太陽、XX 審判、XXI 世界・・・と輪廻転生してゆくようになっているようです。
人生にとって大きな問題はこの順番で起きてくるわけではないことでしょう。これらはユング心理学でいう元型なので夢に形をかえて出現することもあります。
しかも・・・順番は無い!
その人の運命の傾向とか財運の傾向性などはまったくわかりません。無理にみようとすれば単なるこじつけにしかならないのでしょう。
今の時期に不動産投資をすべきかどうかなどは大アルカナでみるには向いていません。今なら収益不動産が手には入ってとりあえず財運がアップしたとしても金運そのものの宿命星の影響で長続きするかもわかりません。
宿命と運命とタロット占いの違い
宿命は先天的にとらえる占い師が多いのでしょう。ですが運命は自分で拓くこともできるといわれています。今だと厳しい経済的な苦境でも宿命星が財運に恵まれる星の影響が強いのならいずれその逆境は転換してゆきます。
タロットカードでみればわかるとおり順番が無いわけです。だから今のところ恋愛運が悪魔だとしてもどれくらいその悪魔の期間が続くのかはわかりません。
というよりも大アルカナのそれぞれの各カードに期間なんてないんですし・・・
初年は世界で中年は星で晩年運なら愚者といわれても困りませんか?
それでも現実に今がたとえば月の大アルカナが支配する状況だとしても未来のカードを展開させれば未来が拡大されてみえてきます。でも・・・その順序は不定です。
宿命と運命は路線が定まった未来をみるためには有効ですがタロットは流動的な人生の出来事についてそっと語りかけてくれる魂のメッセージなのでしょう。
いつでも順風満帆で進めるわけではないのが現実の人生ですし思うように進むことができても停滞するときもありますし挫折することもあります。その挫折を乗り越えるヒーリング的なメッセージもタロットカードの特徴なのでしょう。
宿命なら挫折ではなく一時停止になったりもします。動けない時期があるのも人生ですが宿命では財運は無い!というのなら一時的にビジネスに成功しても財産ができた瞬間に予測不可能な奇妙な出来事が発生してすべてが水の泡になる可能性も高いのかと・・・
結局タロットカード占いでわからないのは岐路ではなくその岐路の遥かな彼方にどんな運命が待ち受けているかなのでしょう。
いかがでしたか?新しい年を迎えるにあたって2017今年の運勢が気になることでしょう。ですが楽しいのもお正月までで今年の計画はしっかり立てておきたいものですね。
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