
運命学というジャンルの書籍があります。かなり古いものならブックオフで探さないと売っていないのかもしれません。ですがかなり古い書籍だからこそ価値がありそうです。運命のとらえ方が今と違っていますし最近の運命学とか占いはどちらかといえば心理カウンセラーやセラピスト向けだったりもして・・・
心理カウンセラーやセラピストは有料でもそれなりに
占い依存症に注意!などのご丁寧な記事も多いブログサービスの記事投稿者も多いようです。ほとんどがセミナーや有料相談へのアクセスの入り口として利用しているのでしょう。そこで語られている言葉は間違っているとは思いません。
ただ依存症のタイプが占い依存症からセラピスト依存症に変わっただけ!心理カウンセラーが占い師の相談者をこちらへどうぞ!とご案内をしているだけのようなのが寂しい限りですね。
そういうセラピストの意見では占いに依存するのは自己確立できていないからで物事は最終的には自分で解決しなければならないんだよ!というわりと突き放した立場をとっています。
それでいてどうしても自分で物事を決められないのならご相談下さい!という窓口があって費用明細はしっかりとしていても何回の相談で占い依存症から脱出できてその後はなんでも自分で決められるようになるという保証はどこにもなさそうです。
悩みがあるから相談したいのにその悩みは別の専門家の分野でセラピストはやすらぎと癒やしを提供するだけだというのも至極もっともではあります。
解決出来る悩みと心理カウンセラーでは解決できない悩みがあるのは仕方がないことでしょうし借金の相談のように法律専門家でなければ答えられないことも事実でしょう。
すると心に引っかかっている借金返済への脅迫観念をぬぐい去って夢に出てくるのを防ぐのが仕事なのかもしれません。
お引越ししていいか引っ越しても問題は起きないか!
これも自分で決める事柄なのでしょう。なにしろセラピストは幸運の配達係ではないのですから・・・
引っ越して悪い結果が起きたとしたならその中にもいい未来が含まれているからすべて肯定するのが正しい心の持ち方だということらしいですね。
もしも凶方位へお引越しをするとして・・・その心配をどうやって取り除くのかはすべて否定されます。もともと凶方位なんて存在しないという立場ですから。
すべては心の迷いなので迷いをとれば解決するということのようです。まして運命などあり得ないという意見なので正しい気もします。
とはいえ運命のいたずらでどういうわけかセラピストや心理カウンセラーになったけど別の仕事の選択もあったのかもしれない・・・そういうのは運命だと思いますけど・・・
いかがでしたか?すべてを自分で決めるしその責任はみんな自分のせいだと思うのは正しいことなのかもしれません。先が見通せない人間の行動ですから未来から逆算して今の行動を修正するのも無理なのでしょう。
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