
終わりよければすべてよし的手帳術は几帳面なタイプの方向けなのかもしれません。中間ステップを十分に検討してそして終わりを目指すわけです。というよりも終わりが見えていてスケジュール管理を逆算しているらしいところもありそうです。
終わりよければすべてよし!ってどうなの?
どんなパターンをとろうとも完了させることが出来たり目標を達成できる手帳術ならこういう終わりよければすべてよし的な手法だとも言えそうです。
とはいえ現実には終わらないストーリーも多いわけですし先送りされる膨大なタスクの山を見ているとGTDなんてとても面倒で・・・そんな気分にさせられそうです。
はじめてのGTDでも二度目のGTDでも三度目のGTDでも達成されない目標はいつでも先送りの対象になったりもします。これはストレスフリーのようでいてストレスを蓄積する肥満ダイエットの必要な整理術でもありそうです。
タスクを先送りさせないためにはその事がやりたくなる気分も大切なのでしょう。人間は感情の動物などとも言われています。
先送りしすぎるタスクはモチベーションアップ出来ないタスクなのでどんなに環境を変えてもたとえスターバックスへ避難しても少しも動きません。もともと動かす気力が湧かないからなのでしょう。
だったらその目標は達成出来ないわけですから未達成ゴールや未達成タスクの山が次々と増えてゆきそうです。
終わらない以上終わりよければすべてよし!ではないですね。終わりは見えていても・・・タスクを逆算しスケジューリングに工夫をしてもいくら待っても肝心のやる気が起きないからなのでしょう。
複雑な手帳術の目指す2017手帳選びとは
人気のバーチカルタイプでも時間軸には入れてもどんどんずらすだけでは逆算というよりも時間だけが後戻りしてしまいそうです。逆算して中間ステップを達成しなければ次の目標である中間ステップまでも勧めないわけですから。
システムが複雑だと管理も複雑になったりもします。手帳って容量が少ないんですね。いくら分厚いシステム手帳でも限界はあります。だったらスマホに管理させたらいいよね!とはゆかないわけです。電子的に処理された情報は一覧性に欠けるともいわれていますがそれはソフトの面だけなのでなんともいえません。
とはいえ紙であれ電子情報であれ書いてあれば物事が進むというほど人間は単純には出来ていません。単純に住所と氏名を書けばいいというレベルの仕事でもその住所と氏名的なレベルですらやれない気分の時もあったりもします。
理由はおそらく住所と氏名を書いて・・・その次には・・・そしてその次には・・・という感覚で結局その目標までの道筋の全体像をイメージしてしまうからなのでしょう。
すると途中に困難なハードルの高いところが出てきます。こういうのって気が重くなる原因ですよね。その困難なハードルの高いところまで仕事を進めなければいいだけですし・・・
そんな嫌な局面は最初からスルーしたいという潜在意識からの願望が今の行動に強烈なブレーキをかけてしまうからなのでしょう。
几帳面なタイプほど次のステップを気にしたりもして・・・
それでは動けなくなります。疲れた感が強くてなにもする気がしない状態に陥ってしまいそうです。なんとなく気分は暗くなるし人には接し方が印象の悪い態度になったりもして余計物事を混乱させてしまいますね。
やはりそれぞれの局面はキチッと分けて・・・考え方も気持ちの持ち方もですが・・・それでやらなければ先には進めないことも多そうです。
分けられない複雑な気持ちをより複雑にする手帳術は気分が暗くなるだけのようです。
いかがでしたか?今は郵便番号を調べるだけ!とか住所氏名を書くだけ・・・というようにせっかく細分化したレベルの作業をイメージ的に全体像的に把握したくないものですね。モチベーションが高いレベルで安定しているのなら別に問題はなさそうですが・・・
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