
フランクリンプランナーで成果が出なかった多くのケースの場合は価値観の設定に失敗したからなのかもしれません。価値観と目標設定が大切だといわれているフランクリンプランナーですが案外モチベーションが上がらずに成功からは遠ざかる一方ということがあるようです。定義をすれば価値観というのは自分にとって大切なものだということのようです。でも価値観が書かれている手帳をいくら読んでもやる気が起きないことなど日常茶飯事なのでしょう。
価値観は目標達成に役立つのか?
フランクリンプランナーでは第三世代の手帳という分類がされている普通のシステム手帳ですがこういうごく普通のシステム手帳でも成果があげられる人にとってはとても役立つツールなのでしょう。
第三世代の手帳という定義はフランクリンプランナーでは目標を設定してそのために行動を細分化してスケジューリングする手帳という意味のようです。
価値観などという小難しい用語を使わなくても簡単に成功はできたりもします。価値観を明確にするとかえって成功が逃げてゆくという不思議な現象もあったりもするのが世の中の奇妙な現実なのかもしれません。
価値観の明確化を考える必要があるのは今のところやりたい事がないケースも多そうです。だからなにも結果が出ないということですが・・・普通ですね、こういうことって!
長期的な成功を考えれば間違いなく第四世代の手帳術のほうが成功する確率は高くなりそうです。そしてたしかに高くなってはいます。
第三世代の手帳での成功と第四世代の手帳での成功の差って?
価値観というものが好きなことなのかどうかが決め手なのでしょう。好きな事をやっているのなら結果的に成功する確率は高くなります。
欲しいバッグがあったり旅行に行きたい場所があったりして費用がちょっとだけ足りない!という学生のアルバイトがそういう例なのでしょう。目標という明確な用語も定義もないわけですが欲しいバッグははっきりしていますし行ってみたい旅行先もわかっているわけです。
足りないのは資金なので冬の間にアルバイトで貯めてそれでバッグを買ったり旅行に行く計画を立てたりほんとうに自然に考えて実行しています。
第4世代の手帳術など持ち出さなくてもイメージとして得たい成功がわかっているからなのでしょう。あと3ヶ月あるとして今月はいくら稼いで来月は・・・簡単に割り出せます。必要なのはアルバイト情報だけなのかもしれません。
会社でのポジションも同じですね。今必要なことがわかっていてキチッとこなせば結果はついてきます。が・・・そのついてくるはずの結果が出そうもない危機的な状況に立たされるとこういうやり方ではリスキーになってしまいます。
長期目標が明確ではないから進路変更も思うように出来ずに運気は足踏み状態に陥るからなのでしょう。
条件によってはとくに問題にならない第三世代的な手帳術や日記のような手帳・・・1日1ページを日記などに使う方法ですが・・・残念なことに過去の日記をいくら振り返っても未来はなさそうです。書いてない未来ですから・・・
そういう偶然性を出来るだけ切り捨てて本筋を追求するための方法論がある程度運任せではない手帳術なのでしょう。
いかがでしたか?必要がないのなら無理に価値観を発見して目標を立てることもなさそうです。普通の綴じ式手帳でも日記タイプの手帳でもかまわないとは思います。でもチラッとでも将来に不安の芽があるのならどんなことに絞って行動するかというルールだけは決めておきたいものです。
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