
最近ふたたびシステム手帳の人気が高まっているようです。ちょっと前はほぼ日手帳的な雰囲気に人気が集まっていたようですが最近は景気の変動もあり仕事の確保が最重要課題とされてきているようです。
システム手帳をオシャレに使うのは薄く使うのと同じ意味だった時代!
仕事の出来るビジネスマンは手帳を薄く使う!というトレンドは過去にもあったようです。とくに移動時間が短いサラリーマンの場合なら薄い手帳に今必要な情報を選別してバインドする能力も大切なビジネススキルだったようです。
重くてファットなシステム手帳がいかにも仕事が出来なさそう!という情報の整理能力の差にも繋がっていたような雰囲気すら漂っていました。
仕事が出来るビジネスマンは朝食はホテルで・・・そんなバブリーな雰囲気もあったようです。取引先へプレゼンに行くために気分をリフレッシュさせるためにわざわざ高級ホテルに泊まるというのも予算が豊富な時代ならの出来事だったのでしょう。
それに仕事が出来るというのは仕事を獲得して会社の利益を拡大させるためのような感じだったようです。
管理職なら綴じ式の小型で薄い手帳!
デスクワークが主体のお仕事なので大判のビジネス手帳をデスクに置いておくだけで持ち歩くのは会議の予定を確認するための小型で背広の胸ポケットに入る薄い手帳だよね!というのがバブルっぽい年代の手帳観なのかもしれません。
会社の業績が右肩上がりならそれでも良かったのですがちょっぴりファッション性に乏しいというので薄型のシステム手帳を使っていたらしいようです。
そういう年代のサラリーマンも絶滅危惧種のようになってしまいオシャレ度がポジションの高い仕事に就いている証明のようになって稼げる金額に応じた手帳を持つことがオシャレ度アップに繋がっていったような気もします。
抱えている仕事の量や計画しているプロジェクトの数が管理出来るだけのボリュームが手帳にも要求されてきたらしいんです。大型のバインダーを持ち歩くわけにはゆなかいわけですから・・・
その結果システム手帳でもボリューム感のあるタイプにも人気が出てきているようです。しかも素材がクロコだったりもして手帳だけで数十万円というものもざらではなくなってきているらしいんです。
そこまでの仕事量がないのなら思い切って手帳をヤフオクでシャープの電子手帳に変えてみたりして・・・ヤフオクでも古い機種で程度のよい電子手帳はかなりの金額と入札者の数の多さでびっくりもします。はじまりは100円だった電子手帳が1万円を超えるケースもあるようです。懐古趣味だけでは割り切れない複雑な社会の背景があるのかもしれません。
オシャレなシステム手帳が従来からいわれていた薄型のタイプではなくなったのは景気が悪化しつつある現実の影響なのかもしれません。クロコのシステム手帳ってどんな仕事?とか思いますが・・・
先日から注目していたシャープのPA8600が100円はじまりで終了時には30人程度の入札者があったようです。誰が落札したのか不明ですが最後に見たのはオークション終了3時間前なのに価格が8000円を超えていました。
いかがでしたか?手帳ひとつにも時代があらわれています。ミスドが商品を値下げするらしいので不況っぽい感じですね。ひとにぎりの富裕層が消費を牽引しているのかもしれませんが他の普通の人間は安いほうに走っているようです。デフレなんでしょうね。
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