
九星気学にはまるきっかけは現在の運気が衰運だからでしょう。運が悪いという自覚症状がなければ開運法なんて興味がないと思います。占いではダメで開運法が欲しいという気持ちの中には現在の不運な状況から脱出したい願いが込められていたりもします。
不遇な生活や不満だらけの人生なんて嫌!
錯覚のひとつは現在の衰運期が永遠に続くような気がしてくることでしょう。都市伝説化されている成長できない人生設計などもこういう不運な立場になるとよりいっそう身近に感じられてきます。そして這い上がれない下流生活のような特集を読むと不安が増してくる仕組みになっているようです。
錯覚に過ぎないから無理にローンを組んで引越しを考えなくてもいいよ!などという他人目線からの意見に妙に苛立ったりもします。本当に錯覚ならいいけれでも!でも・・・
吉方位へ移転したほうが早いかも!
魔が差すという現象はこういう時によく起こることですね。転居先の調査もせずにそれが吉方位だからというだけでさっそくお引越し屋さんからの見積もりをもらってローンを組むわけです。そこまでならいいのかもしれません。それでも新しい住居には新しい家具が欲しくなったりもします。転居先の環境が自然派なら今までの都会風のファッションも一新させたくなるものです。もしもお引越し先が海辺ならマリンブルーのシーサイドインテリアに変えたくなったりもして・・・
お引越しは当初の予算よりもオーバーするのが普通なのです。追加融資追加融資で借金の残高がどんどん膨れあがってゆきそうです。吉方位だけで運が良くなるのなら良くなりたいだけ資金を投入すればいいのでしょう。その投下資金は必ず回収できるわけですから・・・
でも運気や運勢を方位だけで決めるのはちょっと無謀な気もしますが・・・
吉方位を調べる前に今は本当に住居を移転してもいい時期なのかという総合運をたしかめてみることも大切なのでしょう。
いかがでしたか?現状不満や現状が沈滞ムードなら開運に興味を持つのも自然な感情です。それでもひとつの手法で開運できると思いすぎないほうがよさそうですね。
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