
こういう話題を読むたびに不運なんだか幸運なんだか悩んでしまいそうです。職業選択の自由が認められている社会だし価値観は人それぞれなのに世間のほうで将来の進路まで規定して押しつけている気がしてなんとなく・・・
大学生活は学問のため!でも方向転換してもいいんだよね
大学に入学したからそういう方面に進まなければならないとしたら高校生のうちからすでに相当な社会的なプレッシャーを受けているようで嫌な気がします。
まるで自分探しの旅は悪いことと決めつけている人たちと同じような感覚がしますね。自分探しの旅には年齢制限はありません。
ふと人生に疑問を感じた瞬間から実は自分探しの旅がスタートしていたりもします。でもこういう事柄・・・つまり自分探しの旅に否定的な人達はいつでも怠け癖がつくから止めろ!将来を棒に振るつもりなのか!など会社一筋の人生を奨励していたりもします。
そういう人は進路に悩むことなく定年退職まで会社に勤めてその後も幸せな生活が待っていると思っているようで意見を聞くだけで辛くなったりもします。
進路変更や人生設計はいつでも見直しOK!
例に出されることの多いのが東京大学だったりしますが別に東京大学だけのことではなさそうです。
こういう例は高学歴社会の象徴として使われるだけで京都大学でも早稲田でも慶応でもいいわけです。大学に在籍している4年間は親がかりではあります。学費や生活費は親が負担しているので両親の気持ちからすれば大学時代は余計なことを考えずにひたすら勉強して欲しいと願っているのでしょう。
でもこういう過剰な期待は疲れる!なにもやる気がしない!という心の状況を作り出してしまいそうです。
大学生活の間に進路の選択が間違っていたことに気づいたのなら進路変更してもいいのでしょう。
経済学部であっても介護の仕事に関心が向かっている自分に気がついたのならいくら高学歴の大学であっても親の期待を裏切ってでも方向性を変えなければなりません。
それは不幸とも不運ともいえません。まして選択の誤りなんてとんでもない話です。
一流企業に入社してからもともとこういう仕事は好きではなかったと気がついて人生の方向転換するケースも多いのに大学生活中に気がついただけでも幸運なように思えます。
人生は両親のためにあるわけではありません。これから先充実した人生をおくりたいと願うのならいつでも方向転換や進路変更は可能だと思います。
それよりも大学へ入った時点で人生が決まるという発想のほうが不幸を招きそうですね。
いかがでしたか?大学生活の4年間は本当にこの方向性で生きていってもいいのかを確認するための大切な期間なのかもしれません。その結果高校の時にイメージしていた将来像と自分の望む生活にズレがあると感じたら運命を転換しるには最適なタイミングなのかもしれませんね。
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