
優先順位が決められない人に共通する事柄として最優先事項が本当は最優先ではないことがあります。1日で処理できる事柄なら優先順位思考も役に立ちますが最優先が緊急な出来事では仕事の生産性も落ちてしまいそうですね。
最優先事項は実は存在しない!
どのタスクも最優先事項だと思えば最優先事項になってしまいます。明日やることは今日はやるな!という思考ならほとんどが優先順位を付けなくてもいい事柄なのかもしれません。
緊急対応の出来事は別にしても重要な事柄は完成するまでに期間が必要だったりもします。その他のも抱えているプロジェクト管理と共存できなければすべてがアウトになってしまいそうですね。
つまり時間の配分が必要な事柄ばかりがタスク管理表に載っている状態なのでしょう。そのうち今日やれるタスクが今日の最優先事項となりそうですがこれは最初に手がけるタスクという意味なので長時間かける必要もないのかもしれませんね。
たとえば8つのタスクがあったとして手持ちの時間が8時間だとしてもそれぞれに1時間づつという計算にはなりません。7時間のタスクと1時間の中に7つのタスクという可能性もあります。
進めておきたいところでストップするのもありだよね!
中断されることも多いのでその分を差し引いても使える時間って案外少ないものです。しかもたったひとつのタスクだけで仕事が終わることもありません。するとタスク間の調整が必要になってきます。
つまり投入出来る時間と精神的なプレッシャーと体力の限界を考えると最優先事項は15分で終わらせて2番目のタスクに取りかかることも必要なのかもしれません。
最優先事項は資料をざっと眺めて大雑把なプランを考えるだけ・・・ということもあり得ます。今回はここまで・・・そういう判断力も大切なポイントなのでしょう。
優先順位が下位のタスクであってもやるのが自分ひとりならいずれはやらなければならないということなのでしょう。
すると実行する時期の問題だけになります。今ではないけど・・・ではいつやるの?という話ですね。
いつは決められないものです。暇になる時間の予測がつかないわけですから空き時間にやることリストに入れておくしか方法はなさそうですね。
優先順位が付けられない人に共通する性格的な特徴は生真面目な性格だということなのかもしれません。責任感が強く努力家ですが要領が悪かったりもしたりして・・・
要領というのは段取りのことなので段取り上手にならなければこういう弱点は克服できないのかもしれません。
いかがでしたか?優先事項が決められない人なら陥りやすい順番の罠にはまらないことも大切なポイントなのかもしれませんね。
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