
運の悪いときや運の悪い人にとっては下降運がどこまで続くのか不安を感じる大きな問題でしょう。九星気学では運勢の底は坎宮だということになっています。ですが実感としては離宮あたりが精神的にも肉体的にも辛い時期だと思います。
焦れば焦るほど運勢が悪化する離宮!
この宮に本命星が回座すれば本当に人生の谷底に突入するような恐怖があります。もういい加減に運命的には底だと思いたいところなのでしょう。神経が持たない!とは思います。でも実際には浮上するまでの条件はおろか運の下降が止まる気配もないのが実際のところなのでしょう。だから焦ることになります。藁にもすがる思いで起死回生の策を模索する時期なのでしょう
この時期に出会った起死回生の策やそれを勧める人はほとんど危ない人だということがありそうです。運のよい時期なら力になる人も多いのですが不運な時期に心の中に侵入してくるのは不運と衰運の集合体だったりもします。うっかりその話に乗ると凶運へとまっしぐらなのかもしれません。
つまりまだ底ではないんですね。でもそれでは生きてゆけない!と恐怖にとらわれますがそれは心が萎縮しているからなのかもしれません。
たしかに金銭面でもどん詰まりですし恋愛運は破綻の様相!だから何かにすがりたい気持ちになるのでしょう。そんな辛い時期はもうすぐ運が底へと辿りつくというシグナルでもありそうです。
もうなにもしたくない!疲れた!という坎宮
心の火傷が少しずつとれてくるのが坎宮なのでしょう。やる気が出ないのは何をやっても成果に繋がらないからです。成果がなければ運命も好転しません。なんとなく無駄な努力をやっている気分にさえなってきます。疲れますね。でも運命の谷底ってそんなものなのでしょう。
そして冬が去って春がめぐってきます。辛い時期も笑い話になる明るい未来の季節が始まります。実感としては現実は何も動いていないような気がしますが兆しがあるはずです。
その兆しをいち早く発見することが九星気学での坎宮からの脱出する手段の発見にも繋がります。
よく諦めないで夢を!などといいますがくじけない心も運気の底までくればほとんどくじけたり夢が消えてしまっていることも多いようです。
人間は悪い時期がいつまでも続けば疲れてやる気もしなくなってしまうのが普通なのでしょう。
いかがでしたか?運命の谷底だと感じやすいのは底へ辿り着く手前の急下降の緊張感と圧迫感から逃げたいからなのでしょう。でも底まで辿り着かなければ運は反転しません。もう少しの辛抱が大切なようですね。
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