
タロットカードで愚者って読みづらいカードなのかもしれません。愚かな相手を信じたのがおろかなのかおろかだから彼の気持ちを信じたのか微妙なところがありそうです。
でも愚者なら正位置でもリバースでも信じる相手を間違えればいつでも逆位置のような感じがしそうで怖いんです!
いつ空が落ちてくるか不安!
それは古い諺なのかもしれませんが本質は現代でも同じでしょう。空のように落ちてくるはずのないものが突然現れるとしたら・・・シン・ゴジラのように!
そんなシチュエーションなどまったくあり得ないと思いますよね。でもシン・ゴジラでなくても使徒であってもエヴァンゲリオンで突然芦ノ湖へ出現してきた使徒にしても大災害「セカンドインパクト」後の世界なのでなんとなくイメージ的にはタロットカードの大アルカナとはどこかでシンクロしていそうな気もします。
空は落ちてこなくても巨大隕石の落下は時々ニュースになります。突然上空が光り輝いてその光がどこかに落ちたというような・・・
巨大恐竜の絶滅も隕石の落下という説もあります。でも巨大恐竜でもなく巨大隕石でもない普通の恋愛なのに脆くも崩れ去ってしまうのは消滅感と心にぽっかりとあいた空虚な世界のようでやるせない気持ちにさせられます。
すべては自分ではコントロールできない出来事

恋が終わるのも愛が消えるのもある日突然だったりもして・・・でも別れることは薄々気がついていた自分がいたりもして。
恋に落ちることは簡単でも愛情にまで築きあげることが出来なかった気持ちが切なさを深くしてしまいもう立ち直ることも出来ないのかもしれないと気持ちが暗く沈んでゆきます。
タロットカードの愚者は自分勝手な人物です。いつでも新しい出会いが好き!好奇心を刺激されると止められなくなる!周囲の人間関係や愛する人すら過去へと置き去りにして旅だってゆく愚者・・・
彼の気持ちをコントロールすることは出来ないのでしょう。それでもいえることは浮気性な彼だったのかそれとも好奇心が強すぎてそのせいで目移りしてしまって・・・そして戻らなくなって復活愛すらも拒絶するタイプだったのかというあたりを注意して見たほうがいいよ!というアドバイスカードなのかもしれません。
そしてそのアドバイスに納得がいったら自分の気持ちをどうにかして切り替えるしかないというのも大アルカナの特性なのでしょう。周囲からみて崖っぷちに見えても足元に注意しない愚者はいつでも崖が好き!そういう愚者の良さはわかってあげてこれからのおつき合いを考えるかそれとも愚者のようなおろかものからは別れてしまいたい!と思うかは持って生まれた運命の星によっても傾向が違いそうですね。それでも言えることは愚者のような崖好きなタイプは恋愛運が上昇しないこともたしかでしょう。落ち着きとか安定は束縛と感じてしまいます。
いかがでしたか?
大アルカナは人生に大きな変革を起こしたりどうにもならない逆境になるような時にもよく出現するものです。そして愚者を信じていいのか信じないほうがいいのかという選択もタロットカードからのメッセージを受け取る立場によっても違ってきそうですね。
- 関連記事
-
タグ/