
アスペクトでスクエアというと凶ということになっています。角度は90度で±8度です。これはもちろんハード・アスペクトであり普通に凶作用のアスペクトでもあります。このスクエアを12星座占いつまり太陽占星学的に解説してある書籍も多いのですがそれでもハード・アスペクトでスクエアだと・・・
スクエアというハード・アスペクト
西洋占星術でも太陽占星学なら楽しめるのかもしれません。今日の運勢恋愛運や金運のように12星座で運勢を占うのは興味もあり読んでいても参考になることも多かったりもします。
毎朝今日の運勢を見てみるとか週刊発売の雑誌なら今週の乙女座の恋愛運や魚座の金運などを読むことが楽しみな習慣があることも多いようです。
そういう感覚でアスペクトを読むとちょっと違うような気分になることもあり人間の複雑さが感じられますね。
ところで運命に遭遇する感覚ってご存じでしょうか?西洋占星術師なら運命は最初からあるのが当然だし占いによっては宿命が人生を支配するということをいっている占い師も多いようです。
運命だとか宿命って重くないですか?少なくても楽しめるようなものではなさそうです。スピリチュアルな世界や精神世界が好きなヒーリング系のファンなら運命とか宿命はなくてはならない人生のルールでしょう。
でもそれは最初から運命学や宿命占星術に興味がある場合だけだと思います。
厳しい状況や困難な立場が運命を意識される

誰でも順風満帆な人生でありたいと願うものです。幸運の絶頂期に運命を深い意味で意識することは少ないのでしょう。
最近ツキがきている予感!とかラッキー!ということもあります。ついている時期はツキを落としたくないと縁起を担いだりすることもあるでしょう。昔から縁起を担ぐのが上手い人は金運に恵まれるともいわれています。
でもそのツキの構造を深く分析しようとはしないものです。どうしてこんなについているのかその理由が知りたい!と思いますか?
あまり意識して運命を探ろうとはしないのが普通でしょう。だからハード・アスペクトだから・・・スクエアだから・・・オポジションだから・・・ということまで気にはしないと思います。
たしかにあまりよくない影響をもたらす惑星の角度はあります。ですが知りたい事柄は今の悩みがスクエアだから?オポジションだから?ということではないはずです。
なぜこんなにも不運なのだろうか?とか・・・この不運から脱出するために運命の構造が知りたいと思ったときが運命をはっきり意識した瞬間なのかもしれません。
でもスクエアはこういうもので対人関係で気をつけることはこんなこと!というのは12星座占いと同じようなものだと思います。
誰でも幸せになりたいと願っています。でも今幸せならその幸せの運命構造を分析したいとは思わないでしょう。
スクエアの特徴とか恋愛運アップの秘訣などは12星座占いでいいのではないでしょうか。
具体的に凶作用を解説すればするほどなんとなく今の状況とは違う感じがする・・・やっぱり四柱推命のほうが運命についての深い洞察が得られそうだ!などと12星座占い的スクエアの解説からは遠ざかってしまいます。
凶は凶ですし大凶は大凶なんです。だったら・・・すべては凶という作用を理解するところから始まります。
いかがでしたか?
アスペクトも12星座占いのような解説をつけることはできます。でもそれで今抱えている悩み・・・たとえばどうしても失業しやすい運命だとか恋愛が終わりやすい宿命などの心の深いところに沈んでいる暗い運気の改善には役立たないような気がします。
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