
西洋占星術を学ぶ上で知っておいたほうがいいのがテトラビブロスでしょう。これが世界で初めての占星学の教科書でもあるわけです。でもテトラビブロスの占星学なんて信じてもいいの?という疑問があるのかもしれません。このテトラビブロスによって西洋占星術が普及していった歴史を考えると信じるとか信じないなどの占い本と一緒にしてはいけないんです。
深い霧に包まれた過去の時代にタイムスリップ!
プトレマイオスという天文学者で占星学者がかって存在していました。別名はトレミーという名前なのですが今の西洋占星術の基礎はこのトレミーによって完成されたものなのです。
今の西洋占星術の基礎概念はこの時期に完成したわけです。
たとえばハウスとか12宮そして惑星・・・
でも天文学者でもあり占星学者でもあるってどこか変な気がして・・・
実は16世紀までは占星学者と天文学者はもともとひとつだったんですね。天文学と占星術が未分化だった時代があったわけです。でも天体の動きを観察して記録するのが天文学者だとすればその天体の動きから地上に及ぶ影響を調べるのが占星学者でした。
どうしてこういう西洋占星術の基礎概念が生まれたのかをたどるにはこのテトラビブロスを調べる必要があります。
どこがそのままでどこが今の西洋占星術では修正されているのかがわかります。
西洋占星術で知りうる事柄

どんな占術でも同じですが東洋占術が難しそうだから西洋占星術にしようと思っても簡単に切り替えられるものではないんですね。
知りたい事柄を占うためには占い師に鑑定依頼する方法と自分でひとり占いをする方法がありますがどちらにしても勘の悪いタイプならたとえ敵急率100%を誇る占術を用いても当てることは不可能です。
精度の高さで驚異的な四柱推命でも命術で知ることの出来る範囲はせいぜい60%程度なのかもしれません。かなり控えめな数字なので四柱推命の占術師には反対されそうですがもしも仮に的中率が98%だったとしても2%は外れます。
この2%ですべてが外れることもあります。重要な2%を不安なく読むためには勘とインスピレーションが必要になります。
つまり知りたい事柄を当てるだけの力量があれば知りうる事柄には制限がないという結論になりますね。
もちろん西洋占星術も流れがありますからハーモニクスやトランジットなどの技法もありますし心理占星学という心理学よりのアプローチをとる西洋占星術の流れもあります。
それぞれ目的も使い方も違いますが自分の人生をより良くしたいという気持ちが背景になければただのお遊びで終わってしまいます。
いかがでしたか?
最初の占星術の教科書であるテトラビブロス!西洋占星術の各種技法・・・たとえばトランジットやハーモニクスなど・・・西洋占星術の奥深さには驚かされますね。
- 関連記事
-
タグ/