
バビロニア帝国で誕生した占星学ですが時間をかけて少しづつ占星学へと進化していったようです。最初はほんのひとつのパターンの発見が天変地異の前触れのある種のパターンの発見だったり国家の異変がそのはるか前に天空の星たちが語っていたりもして・・・
運命に負けない強い心は過酷な環境の中で培われる
こういうパターンの発見は実は厳しい環境と冷静な観測そしてそれらを丹念に記録して検証するなかからしか生まれては来ないんです。
このバビロニア文明もゆるふわ愛されバビロニア!という環境からは出現してこなかったと思います。
ひとつは異常気象が挙げられます。このバビロニア地域は極度の乾燥地帯ですし灼熱の毎日のようでした。それに突然襲い掛かってくる河川の氾濫に怯えて暮らさなければなりませんでした。
普通ならめげてしまうようなブラック企業どころではない苛烈な環境だからこそなんとかしてより良い生活環境を得たいという願いが占星学を生み出したようです。
もしかして河川の氾濫がある種のパターンで天空にあらわれているかもしれない!とか。
それらの天変地異を事前に察知できれば予防対策も可能なのかもしれない!という積極的で前向きな意識の中から未来予知や未来予測などの将来的に起こってくる不幸な出来事を知ろうと星々が語りかける神のメッセージを読みとろうとしていたようです。
滅亡しても滅びない文明の輝き!

占星学を生み出したバビロニア帝国は紀元前500年ごろのペルシャによって滅ぼされました。この当時のペルシャはもっとも栄華を誇っていた文化なのですがバビロニア文化のよいところを理解して尊重しこれらの知識の宝物を自分たちも利用できるようにペルシャに取り入れたようです。
優れた文化は続いてゆくものなんですね。河川の氾濫に怯えたり天変地異にドキッとすることは現在でも多いのが現実のようです。たとえブラック企業に努めていても本当の自分の軸を探すために自分探しの旅に出るのもいいのかもしれませんね。
いかがでしたか?
占星学は過酷な環境の中から必然的に誕生しました。今の時代はどちらかというとゆったりムードですし頑張った自分にご褒美を上げても誰にも叱られないいい時代ですね。この春はゆるふわ愛されコーデでバビロニアに思いをはせて占星学を学ぶのもいいのかもしれません。
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