
手帳をひとつですべてをコントロールしようというのは無理がある発想です。手帳がひとつって思考パターンも一つだということなんです。たとえばスケジュール管理にしても目的が違います。たとえ手帳をいくつか使い分けたとしても同じパターンで手帳を分冊にしただけのようですね。
同じ発想からは同じ結果しか生まれない
スケジューリングに関して言えば予定管理の面だけ協調されすぎている気がします。他人との約束は大切ですがそれ以上に今やりたいことが明確にできなければ物事はいい方向へは向かいません。
未来なんて未定なんですから突発的な出来事が発生するのは仕方がないものなのでしょう。普通に手帳を使えばこの突発的な出来事に翻弄されてしまいます。たとえシステム手帳を使っていてもやはり不具合は生じるものなんですね。
こういう未来の出来事を予測するツールとしては超整理手帳が一番合っているような気がします。将来に起こってきそうな出来事を予測するためには長期間が一望にできるスケジュール表が必要なのでしょう。
そんな使い方をしているわけですね。逆にデータ類は超整理手帳の弱いところでしょう。分類分けが難しいと思いますね。新しい情報を収集して整理して分類するのはシステム手帳のほうが向いています。
だから同じように見えても意識が違うんですね。基本的にはデータは紙であるほうが便利です。検索力が抜群に早いわけですから。たしかにキーボード操作に自信があれば電子でもいいのかもしれません。ですが即答を要求される状況では難しいですね。やはり紙に分があります。
そこにチャンスはないかもしれない
データだけでは未来の動きが読めないんですよ。変化に鈍感になりますからね。いつでも先読みしていなければ障害が発生しやすい状況に置かれてしまいます。ある程度正確な見通しのいいスケジュール表が要ります。この役割が超整理手帳ということなのでしょう。
ほぼ日手帳とかいろいろな手帳がありますね。このいろいろを同じ使い方で考えてしまってはいいところが見出せません。
規則正しい生活に必要なスケジュール表と未来になにかを賭けて動くときのスケジュール表は役割が別なんですね。
変化の先を読むための手帳と蓄積したデータを活用する手帳を上手に使い分けたいものですね。
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