
ノートや手帳を使っていて不便だと思うのは古い事柄が消せないことでしょう。必要な事柄だけを集めてまとめておきたいのにそのための新しいノートに転記したのにすぐに追加情報を書き込んで読みづらくなってしまったりページが足りなくなったりとか相当にマメな性格でないと続きそうもありません。
ノートは時間軸がわかりやすいのがメリット
いつ頃書いたかなどの記憶があれば時系列検索で一気にノートを読めばわかることはたしかに多いです。それでも参照事項があまりにも飛び飛びだと思うようにはゆかないもののようです。
だいたいどうめくってもどこをめくってもお目当ての情報が無いことも多かったりもするので厳しいですよね。書いてはあるし後日ゆっくり見たら案外発見することもよくあります。
見ていた数行上に書いてあったとか目の錯覚もあるし記憶が薄れて思い違いをしていることもよくあります。合理的なようでいて時系列もそれなりに厳しいものなんですね。記憶の盲点ということだってあるわけですからね。
こういう時間の無駄をやっているとストレスが爆発して心臓に悪いんですね。何をどこに書いたかわからなくなるシステム手帳などと言われているそのシステム手帳の比ではないぐらい消耗してしまいます。
システム手帳ならうまくゆくか?
これも過去のシステム手帳の常識では今の時代に合わないのかもしれません。市販のリフィルがあるのにオリジナルリフィルなんてバカバカしいという意見も多いんですが市販されているリフィルはスケジュール系がほとんですよね。
データの有効活用なんていう視点ではあまり考えられていません。というよりもフリーペーパーがあるのだから罫線があったりなかったりしますが・・・好きに書けばいいじゃない?ということなのでしょう。
ではその白紙リフィルにいろいろ書いておけばそれで役に立つかというとそう簡単にはゆきません。絶えずメンテナンスが必要になります。書いてあるのはほとんどメモの世界ですからね。
極端なことを言えばゴミの中から貴重な情報を救い出すわけです。昔のノウハウならこれらを項目別にして分類するようになっていました。少なくてもシステム的にそういう運用をされている方が多そうです。
ただ今の時代のシステム手帳はかなりデコっている活用が多いようです。一枚一枚が作品なんですね。手際よくまとめて素早く検索的な使い方よりももっとシステム手帳を楽しむ方向性へと時代が変わってきているのでしょう。
そのデコった部分を使います。まとめた情報を一枚のオリジナルリフィルに仕上げるわけですがここで色鉛筆を使ったり絵を描いたりとか自分好みの一枚にまとめます。これが案外楽しかったりもします。
システム手帳というとリフィルをオリジナルにする場合は同じものを必要なだけコピーしてバインドするというのが今までのノウハウでした。だからどこになにがなどというデータがきちっと区分されてデバイダーというんですか?に分かれているわけです。
でも今は同じリフィルをバインドするよりもそれぞれに違った一枚のリフィルを作るほうがトレンドなのでしょう。なにしろ楽しさが要求される時代ですからね。きめすぎよりもゆるいカジュアルの時代なんです。
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