
女教皇と女司祭長はカードによって違ってきますが同じ物です。タロットカード番号は2番なので2という数字にも秘密がありそうです。恋愛運や仕事運を占ってもこの女教皇を苦手としている人も多いらしいんですが精神性だけでは結果が読めないからなのでしょう。
現実的に答えが知りたいのに女教皇ってなんなの?
心の持ち方次第ということなのでしょうか?精神性を強調すれば読めなくなるのは当然だと思うのですが・・・しかも神秘性っていうしろものですが仕事運とか転職運に神秘性が必要なのでしょうか?
相性がいいかとかなどの事柄はわりと気になるんだと思います。新しい恋でもそうですし新しい職場に馴染めるかなどは不安だらけの問題ではありそうです。恋愛運が知りたいのに女教皇って心をどう持てばいいの?といった不安がこみあげてくるのは仕方がないことなのでしょう。なにしろタロットカード占いですからね。
調和をあらわすともされていますが受動性の原理そのものです。男性性が積極的なら女性性は受け身ということになります。易と同じ二元論になっています。タロットカードで女性なら女帝か女教皇になります。女でも意味合いが違うことになっています。
逆位置の女教皇のほうがより女性的だという説もあります。人のいないところでの陰口やいい加減なでっち上げ作り話とか、とにかく職場で一番嫌なのが女同士のトラブルなのでしょう。上司が男性で理解があっても新しく入ってきた新人が次々と辞めてゆくのはその職場が女教皇のリバースのような職場だからだと思います。
相性占いで職場の人間関係を占うと女同士の友情だとか他の女を引きづりおろそうという悪意の集団だとかおおよそのイメージが掴めますね。最悪どうしようもない人間関係なら思い切って再転職を考えたほうがよさそうです。
我慢してその職場に踏みとどまる必要はなさそうです。いずれ辞めるわけですし単純に時間の無駄でしかありません。顔も見たくない最悪の人間関係は断ち切らないと運命の輪が微妙に偏ってきます。
精神論で片付けてはいけない女教皇!
たしかに調和をあらわすわけですが2という数字に意味があります。相反する二つの物の間のバランスがとれるかどうかが決め手ということですね。そのバランスの取り方はどちらかといえば受け身になります。消極的だとがっかりする必要はないんです。結果が成功するか失敗に終わるかというだけなのでアプローチの方法が積極的であってもいいし消極的であってもかまいません。ただし結果が出せなければ意味がないことにはなります。
機が熟するといわれているように物事には成功するための条件というものがあります。意欲ばかり先走っても結果は最悪だったりもして・・・だからチャンスが必要なんです。
チャンスなのかどうかは物事の動きをよく観察していなければなりません。行動する時は積極的であってもチャンスの見極めは待つことなので受け身になるのでしょう。正位置の女教皇はいつがチャンスなのかを知るだけの聡明さと知性が要求されます。
チャンスでもないのに無理な行動を起こせば自滅する形になったりもして・・・だから受け身が悪いわけでもないんですね。正確に選択出来るかがポイントになるのでしょう。
かりに逆位置に女教皇が出現すればチャンスなのに動けないとかなんらかの障碍が発生中だという警告カードなのかもしれません。
誰でも積極的に動いている時は案外外の景色が見えないことも多いようです。方向性を誤るとか軸がぶれるなども動きすぎのせいなのかもしれません。
このカードが読みづらいのなら神秘性とか精神性などにとらわれすぎているからかもしれませんね。
いかがでしたか?正統派タロットカードの読み方はそれでいいんですが現実から外れすぎた正統派は結果に悪影響を及ぼします。読めないのなら現実が把握できていない可能性も高いのでしょう。
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