
旅行は計画の段階が一番楽しいといわれています。これは小旅行でも長いトラベルでもセンチメンタルジャーニーでも同じようなものなのでしょう。しかもその冒険旅行の計画は案外眠れない夜に閃くことが多いようです。
計画は現実化の段階で雰囲気が変わる?
やりたいことや行きたい場所、なりたい自分など夢があります。かって流行った自分探しの旅でも漠然とした到達地点があります。
小旅行であってもやりたいことや行きたい場所など様々な選択がありえます。でもそのすべてを手に入れることは出来ない!だから少しずつ夢を削って捨ててゆかなければなりません。すべてを手に入れることは出来ないと悟った時に大人への階段を昇ってゆくことになるのでしょう。夢を諦めるということですね。
諦め切れなかった夢の欠片はキラキラと記憶の渦の底の方へ舞い落ちてゆきます。寂しい気もしますが自分探しの旅から現実の世界へ帰る日が近づいたということなのでしょう。
満たされなかった夢が眠る墓場
あの時大学へ行っておくべきだったとかあの頃好きだった人との思い出の恋愛模様だとか人生で生きてゆくために切り落としてしまったことってないでしょうか?思いは消えません。ただ眠るだけです。もしかして夢占いが心に刺さるのはそのせいなのかもしれません。
夏の夜はそういう枯れてしまった夢や死んでしまった夢が心の奥底から這い上がってきて冒険旅行へ誘う季節なのかもしれません。
現実的であることと素敵な夢を持ち続けることは微妙に揺れているのでしょうか。
その無意識層からわき上がってくる夢が真夏の夜の悪夢でなければいいですね。
一年に一度忘れかけてしまった夢にお別れを告げるのもいいかもしれません。
いかがでしたか?過去に決別して冒険旅行に出かける計画を立てるのも楽しいんですが・・・その真夏の夜の冒険旅行もいずれ現実の壁に出会って制約され現実的なサイズまで縮小されてゆくのでしょうね。
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