
住専順位がはっきりとしていないから成果が出ないなどといわれています。たしかにそういう側面を強調した仕事術とか手帳活用法などの書籍が出版されています。重要なことと緊急な事柄は明確に区分しておくほうが成果が出やすいのは事実でしょう。成果とか結果はすべて行動がもとになっているからですね。
成果が出ない考え方と成果に結びつく考え方の違い
要領が悪いタイプの性格だとすべてが同じ力の配分だったりもします。これってとても疲れる思考法ですね。
優先度の高い事柄は案外それほどパワーが必要でないこともありえます。最優先で処理しなければならないことのひとつがクレーム処理だったりもするわけですが神経を使うわりにはあまり時間がかからずに処理することができたりもします。
とはいえクレーム処理が重要ではないという意味ではありません。時間的に長くかからずに成果が出る事柄のひとつの例ではあります。未経験のことであってもかなりなんとかしてしまいます。だからやれた感を強く感じられるわけですし先送りされることもないのでしょう。
重要な事柄は時間がかかる
ゴールだけが明確で達成の道筋さえつかめないとか道筋はわかるけれども達成までには長い期間がかかるし進捗しているのかもよくわからないといったタイプの作業はとても重要な事柄だったりもします。根気仕事でもあります。
そんな特性のある重要な事柄を最優先課題にしてもいいのでしょうか?別にかまわないですし大切な価値観からすれば最優先ではあります。緊急なことは短時間で処理できますがきわめて重要な事柄は物理的にも長い時間が必要になるものなのでしょう。
そんな重要な事柄って実は時間制限しなければなりません。緊急な事のように短い時間で処理できないからです。
これって長くかかる事柄なの?だったら今日は・・・今週はここまで!というように納得出来る基準が必要なんですね。今週出来たところで・・・今日できたところでめざましい成果は感じられないからです。
出来るだけペースを落として緊急な事柄の合間に上手に入れるようにしなければいつでも全体的に先送り案件が増えてゆき生産性は極端に落ちてしまいます。
いかがでしたか?物事の性質に合わせて仕事の流れをコントロールしなければ嫌な先送り感に悩まされてしまいます。時間がかかる事とそれほど時間がかからないことの違いに合わせて上手に作業しなければなりません。重要な目標なんて毎日の生活の中ではほとんど進展している気がしないものですし・・・
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