
九星気学の解説書によってはまるで心理学の本のような書き方をしているものもあるようです。カラーバス関連などはそのたぐいなのかもしれません。なにしろカラーバスは心理学ですし九星気学は占いですからね。
赤い色と黄色い色と緑の色で運命に差があるの?
色彩心理学では色によって相手に与える印象が違うということになっています。情熱だとか冷静やクールな華やかさなど細かく分類すればいくらでも細分化されてしまいます。ブラウンってどうなのでしょうか?
もちろん自分の心に色彩が与える影響も大きいとされています。色に無頓着なのは近くのスーパーにも寝間着で行く感覚なのでしょう。感性的にはどうしても貧乏性というか貧困を象徴しているらしいんですが・・・近くのスーパーでもワンマイルウェアにしたいところですね。ワンマイルウェアなら選ぶというステップがあるのでトーンは統一していることが多いとは思います。
ワンマイルウェアに着替えるのさえ面倒な気分なら色彩感覚はバラバラでどうでもいい感が満載ということなのでしょう。ところで赤と黄色と緑がそれぞれ運命に影響を及ぼすことはなさそうですがカラーバスの発想からは緑に心をフォーカスすれば街中の緑が目につくようになるらしいんです。どの程度本当なのかはわかりません。研究室の中ではそういう結果になっても普段はすぐに気が変わって緑から関心が逸れてしまうことも多いのでしょう。
カラーバス効果と九星気学の違い
共通点はあります。たとえば七赤の吉方位をとると街中に七赤の象意に関連する事柄が目につくことなどもいかにもカラーバスっぽい雰囲気がします。街中の物の中から七赤の象意を無意識的に探しだそうとするわけですからね。
違うのはカラーバスは心理学であり九星気学は占いだという点なのでしょう。心理学を応用した成功法則にはカラーバス効果を狙ったテクニックもあります。心の指向性をコントロールするわけなので悪い発想ではないのでしょう。そんなカラーバスでも実行しても結果が出なかったなどの例も多いんですね。誰かは成功するでしょうし誰かは結果が出ないのかもしれません。
とはいえすべての物事にフィルターをかけるわけなのでたとえば吉方位が七赤なら金運を得たいとか・・・いろいろあるんだと思います。赤という色でフィルターをかける以上に運命にフィルターをかけるわけです。成功するためには成功に至る道筋を見いださなければなりません。もしかして発想力なのかもしれませんし偶然出会った赤の他人が成功への道案内人だという場合もあります。
そういった狙いに心をフォーカスすることでアンテナが立つわけです。閉ざされた心ではチャンスも危機も鈍感さに紛れて判然としないことが多いとは思いますね。
行動する中で他人を巻き込んで新しい展開が始まるからこそ次々と不思議な偶然が発生するのでしょう。そのアンテナを心理学に限定するのも偏り過ぎな気もします。
いかがでしたか?たしかに九星気学の象意にはカラーバス的な解説もありうるのかも知れません。でもそれがすべてではないわけですし・・・無理に心理学にこじつけるから迷信っぽい雰囲気が漂ってくるのかもしれません。
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