
基本に忠実なタロットカード占い師ならタロットで金運を読まないほうがいいと思っているようです。最近のタロットカード占いの場合はなんでも取り入れる柔軟さがあります。これはいい意味でも悪い意味でも未来を判断する材料が不安定化するということなんですが・・・
タロットを信じたい時と信じられない自分の弱さ?
タロットカードの結果を信じられないのは弱さなのかもよくわかりません。ただ一般的に占いは直感による占いと統計学の側面を持つ占いに分かれるようです。そしてタロットは直感、インスピレーション、霊感といったジャンルの占いなのでしょう。だから今の条件を前提にしてこれから先数ヶ月の的中率が高いなどといわれています。
それに対して統計学の場合は数千年にわたる過去の事例を検討してそれを分類しある特定のパターンを発見してきたといわれています。
金運のような人生全般の運命の構造を解明するためにはかなり膨大な統計が必要になります。そのように占いではいわれています。だからタロットカードで将来的な金運の量とか傾向を分析するのは非常に厳しい試練の場だとは思います。
ただ信じられるのは自分でタロットカードを読んだ金運についてなのでしょう。なぜなら仮に間違った感じなら修正することができるので自分を信じられるタイプなら一応参考程度にタロットの結果を把握しておくのもありなのでしょう。
とはいえ金運が読めるタロット占い師の場合はその占いの結果をすべて受け入れて信じるか後から否定するしか方法はないのかもしれません。所詮他人の意見に過ぎませんし・・・信じられるのなら信じるし失敗は自分持ちなのですからね。
そのタロット占い師は信じられるとしても
性格的に悪い占い師だとは思えないしその意見にもかなり強烈な説得力があったとしてもそれは今を前提にした結果でしかないわけです。タロットの統計的な分析など出来ないわけですしあまりにも長いスパンをタロットで見るのも冒険ではありそうです。
とはいえ困った状況だから占ってもらったわけですし悩みが深いからこそタロットに縋ってみたのでしょう。縋る者は溺れるというのも人生の哲理ではあります。
初年運、中年運そして晩年運とカードをおいて意味づけることは出来なくはないわけですがテストとして一年間のホロスコープスプレッドでどうなるかを感じることも学習期間としてはいいのかもしれません。
この月にはマリンルージュで愛されるかもしれませんし次の月には大黒埠頭で虹を見ることになっているのかもしれません。その次の月はシーガーディアンで酔わされるという出来事が起きるホロスコープスプレッドなのかもしれません。
とはいえマリンルージュで愛されなかったら次の月の出来事は無いのかもしれません。わりと簡単に信用できる占いなのかが判断できます。2つも外れたのならシーガーディアンは外れっぱなしになりそうです。
この点が理解できていたとしてもそれでも金運をタロットカードで見てもらいたいのならそれはタロットで金運を見るのではなくその占い師への信仰から鑑定してもらいたいのでしょう。これは個人の自由なのでなんともいえません。信じるか信じられないのかは自分の心次第ですし・・・
いかがでしたか?運気の流れや動きを的確に当てるタロットでも根拠はその占い師の霊感になりそうです。背景の統計学の構造的な意味付けを持たないのがタロットカードですからね。
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