
お正月は縁起のよい夢を見たいものです。ですが現実には悪い夢ほど正夢になりやすいという心理的なメカニズムがあるらしいんです。
去年と今年では一晩で変化するの?>
そういう奇跡があったらいいなぁ!というのは普通に感じる事なのでしょう。ですが一晩で変わるのなら大学入試に苦戦していても翌日の受験日に目覚めると変化して大成功することもあることになります。
わりと安直にいい年であるように願うのは悪いことではなさそうです。安直に願うから結果も安直に曖昧模糊としてくるのでしょう。去年抱え込んでいた問題が一晩で解決するのは物理的には不可能だと思います。悩みの性質からして困った事柄の蓄積にあるわけですからたまり溜まった蓄積を一気に吹き飛ばすことは奇跡のようなものでしょう。
とはいえ去年に悩みや苦しみをいつまでも背負い込んでいては一歩も前に進めません。自分に言い聞かせる必要があります。つまりこれから先はいいことが起きると!
本当に信じられるのなら多分いいことが増えてくると思います。でも本心ではなにもかわらないんだけどなぁ!という気持ちが残っていればやはり去年と同じようになにもかわりません。考え方が変わらなければ行動も変わらないわけですし同じ行動からは同じような結果しかうまれません。
悪い夢が的中するメカニズム
今まで散々心の中でシュミレーションしてきた事柄なので無意識の内に予見をもっています。予見って?簡単にいえば未来予測のことです。つもりに積もったシュミレーションの結果が相当に悪い未来予測だとすればその未来予測に引きずられて悪い結果を呼び込んでしまいます。
だから悪い夢のほうが正夢になりやすい傾向が強いのでしょう。単なる悪夢なら気にすることなどないのかもしれません。ですがやり残している課題なら重く心の中に沈殿してゆきます。悪い芽からは悪い出来事が発生しやすいのでしょう。だから無意識のシュミレーションの結果がそのまま現実に反映されてしまいます。
いかがでしたか?悪い夢を見てもそれが一晩の悪夢なのか苦しむ悩んだ事柄の未来予測かで未来に発生することが幸運にも不幸にもなりかねません。しかも不幸な結果ほど心を強く刺激するパワーがあります。お正月にみた悪夢は正夢にならないように毎日新しい気を取り込んで生活感覚をよりよい方向へ転換してゆきたいものですね。
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