
占いのなかでも九星気学の吉方位は積極的に動くことで運を拓くという占術です。引越しの見積もりには入っていない余計な費用が発生しやすいのも吉方位を使った引越し転居ではよくある事柄ですね。引越し費用の見積もりを業者に出してもらっても吉方位になるための九星気学上でのいろいろなテクニックがなんとなく引越業者見積もりとは違ってくるのでしょう。そしてそれが金運にも影響してしまって・・・
方位学での吉方位では開運できない!
吉方位をとってみたけれど・・・悪いことばかり起きてしまった!とかなにも変わらなかったという意見が多いようです。いくら吉方位でも期待しすぎだとは思います。そもそも吉方位を選んだ動機には運をよくしたいという思いがあったはずです。
それも他の占いではなくわざわざ自分から動かなければならない九星気学・・・つまり方位学での吉方位に惹かれたのには今の苦境から脱出したいという願いがあったのかもしれません。そういう強い動機がなければ費用が嵩む開運吉方位など選ばなかったとは思います。だから期待するのは間違いとはいいきれません。
すべては今現在に存在するの?
なぜ金運にしても恋愛運にしても家庭運にしても・・・困った状態に陥ったかといえばその原因はすべて過去にあります。過去を塗り替えれば現在も変わります。タイムマシンにのって過去に行き正しい道を歩き続けるようにアドバイスすれば結果としての現在は変わってきていたのはたしかなのでしょう。とはいえ過去には戻れないわけです。すると過去は帰られるという心理学のテクニックを使いたくなりますね。
過去の記憶はそのままにしておいて過去の出来事の意味付けを変えるわけです。スピリチュアル系なら過去は魂の試練の場でありこれから高次元へと進化してゆく過程なんだよ!という説明がなされることも多いのですが本当にそれが正しいのでしょうか?過去の記憶の意味付けを変えることが・・・
やっていることが同じなら同じパターンで結果も同じになります。とはいえ過去の嫌な記憶を上手に塗り替えたわけですから結果が不運でも未来の記憶も心理学的なテクニックで塗り替えることになるのでしょう。なにしろ魂の進化ですからね!
それが嫌で動くことで積極的に運を変えたかったのが方位学での吉方位旅行とか吉方位への転居ということだと思います。過去の意識を塗り替えてもやっている事が同じでは未来の結果も想定内でいいことなどまったくないのかもしれません。そういう意味では夢ですし願いなので心のスタンスとしては攻めのスタンスになります。九星気学の動くということは必ずしも悪いことではないわけです。方位学ですからね。
それがいい結果に結びつかないとしたらやる気ががっくりと落ちてしまいます。それどころか悪い事が立て続けに起きてくれば本当に吉方位だったの?それとも方位学なんて悪い夢?という気持ちになりますね。でも過去から現在に動いてきたわけですから過去の凶方位の影響がいきなりフラットになるとは思えません。これから吉方位の影響力が増してくるとしても慣性の法則として過去の凶方位の影響は残っているわけです。
そういう流れをどうにかしたいのなら過去の動きを追いかけてみる必要があります。そこにどこかしら勝機が見いだせる可能性が高いわけです。
そんな説明を占い師から聞きながらあまりいい結果が出ないのも過去の影響なのかもしれない!と思うのもひとつパターンですしもう方位学は信用しない!というのもそれなりのパターンではあります。それでも納得できなければ意識改革で吉方位の効果がアップするのかも悪くはないのかもしれません。この3つのパターンのうちのどれを選択するかで運気が上昇しないという運の逆転現象から逃れることができるとは思います。問題はどのパターンを選ぶかですが・・・
いかがでしたか?人は過去から現在を通して未来へ歩んでゆくように出来ています。今の時点だけで判断すると大局的には間違えてしまうかもしれません。
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