
銀行もビジネスですから収益性を重視するのは仕方がないことなのでしょう。でも現実にはお金が必要になるケースもあったりします。そのあたりは微妙なのですが・・・
そして誰もいなくなった!
地方移住で有利な面は実家が地方にある場合ぐらいなのかもしれません。家賃はゼロですからね。それに東京よりも敷地が広いのが田舎暮らしのよさなのでしょう。とはいえ人口流失という大きな問題を抱えています。人口流失が止まらない!という悲鳴は地方圏ではよくいわれていることなのでしょう。
就職先が少ないわけですから好きな仕事で生活ということは出来ないのかもしれません。それに猛烈な人手不足です。仕事先が少ないのに人手不足ってなんか変!という気もしますが少ない人員でなんとか会社を運営しているので余剰な人はいらないという構造になっています。それに所得も時給換算では東京とは比較できない程度ですし・・・
東京では当たり前の年収400万円世帯なんて地方ではどんな会社に勤めれば獲得できるのでしょうか?気休め的な高収入を目指さずにゆとり生活で貯蓄が出来た!などの本はあまり信用できません。たしかに東京暮らしも家賃が高いわけですから手元に残るお金では貯蓄はできないのかもしれません。でも東京では車はいらないわけです。交通のアクセスが非常にいいのも東京の特徴なのでしょう。電車代ぐらいの負担ですからね。
時給1200円では年収は400万円にはならないのかもしれません。それに地方によって最低賃金の額が違うわけです。
地方圏の人口流出の原因とその将来的展望
仕事が無い!というのが地方移住での決定的なデメリットなのかもしれません、その仕事を追いかけて東京へと人は移動するのでしょう。でもそれも東京オリンピックまでだと思います。その後の土木工事などは激減するでしょうし都心の地価も下がり続けるような気がします。しかも銀行が住宅ローンから撤退すれば資金調達が困難になります。
これはいつでも不動産価格は買値よりも安くしか売れないということですね。しかも途中で売却すれば莫大な住宅ローンの残債務が残ってしまいます。お金の出し手である銀行が住宅ローンから撤退すればお金の出し手がいなくなってしまいます。不動産を売りたくても買い手に住宅ローンがつかないので予想以上に安い価格でしか売却できません。
いかがでしたか?地方移住の問題は住宅選びにあるともいえます。銀行が融資をしてくれない物件ならおそらく超長期的にみてもなかなか売れないのかもしれません。
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