
10年後には存在しない仕事とか20年後には絶滅危惧種になる仕事ランキングのようなものがあります。だいたいITの進化によって人間でなくても出来る仕事を強調しているような感じですね。でも人間でなくても・・・それはどんな意味なのでしょうか?
今でもニーズが落ちている経理事務
専門知識が必要とされる度合いが過去よりも減っているのもその理由のひとつなのかもしれません。それと会社のシステムが変わって事務職ってそれほど必要性は高くないのでしょうね。税理士関連などもそんな仕事のひとつなのかもしれません。中小企業にとっては不況なので事務職を社内に抱えておけるだけの余裕はないという雰囲気がします。
たとえば大規模介護施設でも事務職が経理事務の他に介護の仕事をするというニュースがありました。当然退社したというストーリー仕立てになっています。契約外の仕事をするには本人の同意が必要ということらしいんですが案外同意していたりするケースが多いのでしょう。同意といっても積極的な同意ではなく人手不足だから今日だけ介護の仕事をやって欲しいと会社から頼まれたのがきっかけらしいんです。
それがいつのまにか常態化してしまい事務職として入所したのに介護専門にシフトが組まれていたりするらしいんです。介護の仕事が好きならいいんですが未経験だしあまり積極的な意義が見いだせないとしたらやっぱり嫌なんだと思います。介護福祉士でもないわけですし・・・介護福祉士資格を受験する気などまったくなくても介護職とか介護のお仕事をやりなさい!と説得されて仕方がなくやってはみたけれど自分が求めている仕事とはなんとなく違う気がするのが悩みの始まりになるのでしょう。
ほとんどのランキング事例はITの進化によるが
介護や福祉関連の施設のお仕事って人間でなければ出来ない仕事のようです。だから専門職として資格まであって介護福祉士ということになるのでしょう。なにしろ国家資格ですからね。でもやりたいのは事務職だと心と仕事の現場に開きが大きすぎます。でも人手不足で介護職が体調不良で休んだりするとやっぱり介護職をやらなければならないのかなぁ!と心が揺れるようです。一般に介護職の給料は平均的な所得水準から相当に低いというデータもありました。でも意欲的に介護のお仕事がやりたいのならそれは価値観の問題なので・・・しかも機械化できない仕事なので将来的にも続けられそうな気はするのですが・・・
すべての始まりはお給料をもらったときかららしいんですが介護職の仕事をやりながら残業までして事務職もこなして・・・受け取った給料に介護職の分が無い!というのも契約上は事務職として契約しているのでお手伝いということで介護の報酬分はすべてカットされていたということのようです。ニュース記事なので本当のところはよくわかりません。弁護士のサイトの事例だったような・・・でもその事務員兼介護職の方はすぐに会社を辞めたということのようです。未払い残業代や契約上の問題からすれば訴訟をするとそれなりに勝てる事例らしいようですがそこまでトラブルのは嫌だったらしくそのままその介護施設とはさよならしたということでした。
たしかに機械化できない職業のようですが高齢者がほとんど介護施設に入らない時代になればもう職業としては成り立たないようです。
いかがでしたか?あなたのお仕事が将来的に消えてゆく!というのはなにもコンピュータ社会だからでもなさそうですね。
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