
景気は現在いいのか悪いのかが気にかかるところでしょう。株式投資やFXなどに興味があれば当然今の景気を基準に考えるしかないわけです。そして本当に景気は回復基調にあるのか株価だけが上昇しつづけているのかかなり不透明な状態なのかもしれません。
今の景気は本当に強いの?
各種経済指標を駆使して分析している経済専門家の意見はそれなりに論理が一貫しているようです。景気がよくなってきているという分析にもそれなりの根拠がありますし悪い方向へ向かっているという立場もそれなりの論拠があるようです。
では実際はどうなのかですが本当のところは誰もよくわからないのかもしれませんね。それに景気のよさの恩恵をたっぷりと浴びている立場ならいい状態だといいますし今が逆境なら悪い景気だというのは自然なことなのでしょう。
とはいえ景気がいいのか悪いのかは感じる自分の立場抜きでは理解できません。アパート投資を考えているのならアパート投資の失敗例をよく目にするわけですし金投資なら儲かった話に興味を持つのかもしれません。銀行の勧めでアパート投資をしてみたけれども・・・借金で身動きがとれなくなって自己破産したなどのネガティブな情報って雑誌などでもよく見かけるわけです。
景気がいいと判断する根拠は?
単純に使えるお金が多いからでしょう。恵まれている条件の富裕層なのかもしれません。高額な収入を得られる職業に就いているのかもしれません。今の境遇がよければ世の中はすべて薔薇色にみえます。ニュース記事では所得の低い人々の話題が載っていても所詮他人事ですしそういう階層もあるよね!という遠い感覚なのでしょう。
景気がいいと判断する根拠って経済指標を持ち出さなくても主観的な自分の経済状況がベースの場合が多いようです。だから指標は今の恵まれた環境を正当化するためのツールでしかないのかもしれません。仮に明日から暴風雨的な強烈な台風に襲われるとしても心の中では台風の存在を否定しているわけなのでしょう。たまには運の悪い記事もあるさ!でも明日があるし明後日もあるから・・・という快適居心地のいい状況が今後も続いてゆくと信じているのかもしれません。
いかがでしたか?今の景気を見て判断しているのは自分なので自分の立場でしか人間は理解できないらしいんです。感情で感じて理屈付けをするというのが一般的なのかもしれません。
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