
占い否定派でも占いを当たるか外れるかでしか理解できないところがあるようです。もっとも占い否定派だからこそ占いのすべてを否定したいのでしょう。それが占い師へ向けた否定的な科学的論拠という批判的な視線のすべてなのかもしれませんが・・・
あなたが占い師を信用できなくても占いが好きだったりする不合理性ってないの?
占い師を信用するかどうかは個人的な相性もあります。占いが信用でいないのは占いという手法に対する疑心暗鬼なところから生じているのかもしれません。タロットカード占いにしても霊感占いにしても手相、人相や風水にしてもすべて科学とは対極の哲学なのですからね。
悩みがあっても自分で解決できる段階ならいいのですがどうしようもなく未来が暗いとか今の状態が辛いので早くなんとかしたいと焦っているとしたら・・・それは科学ではどうしようもないことなのかもしれませ。科学は常識を積み重ねるところから始まるわけです。いきなり唐突に天から答えが降りてくるわけでもありません。ロジカルシンキングという手法もありますがいくら今の経済的な苦境がロジカルシンキングで解決できると説得されてもなぜか納得できないはずだと思います。ロジックの材料が手持ちに無いからなのでしょう。今の状況を細分化して再構築しても同じレベルの同じ次元の悩みを繰り返し堂々巡りをしているだけだからですね。
ロジカルに今の社会は格差拡大社会だし上昇できないシステムだというビジネス書を読んでも・・・だからなんなの!と怒ってしまうだけなのでしょう。同じ状況を別の視点から組み立て直してもいい結果は生まれません。なぜって金運の場合は所得を上げる具体策がなにもないからだと思います。ロジカルシンキングでわかるのは今は所得が増やせる状況ではないということぐらいなのでしょう。
占いに依存すると人生が破滅するの?
共依存という言葉があります。人間関係で使われることの多い心理用語らしいんですが恋愛だけでなく依存症のほとんどがもしかして共依存なのかもしれません、だから占い師と占われる側に共依存の関係が出てしまえば人生は破綻する可能性も高いのでしょう。それは占い師のせいではなくてもともと依存症タイプの相談者だからなのかもしれません。とはいえ占い師のアドバイスで人生の窮地から脱出できたケースも多いのでなんともいえません。
ただ結果を気にするタイプだとどうしても占いに救いではなくあたり外れを求めるようになってゆく気がします。行動で開運できるよ!などといわれても100%に近く当たる神秘的なほどの霊能力があるといわれると提示された答えを絶対だと無意識が理解してしまいます。これでモチベーションがアップされるわけがありません。心理的には極度に追い詰められた状況に陥って焦るしかないわけです。
占い師に要求されている能力は相手の心を理解して共感してそして適切なアドバイスすることだと思いますね。この恋愛は破綻する!なぜなら・・・恋愛が終わる宿命だから!などというネガティブな言葉は聞きたくもないですし・・・それにこういう暗い言葉は無意識に浸透するパワーがとてつもなく強力なのが普通です。破壊的な言葉はそのまま結果が破壊されるというのは自然の法則ですし・・・恐怖心に支配された心は判断能力を失ってしまいますから。
いかがでしたか?当たるとか外れるとか・・・そんな事柄にこだわっていると恐怖心が行動力に強力なブレーキ作用を発揮してしまいます。これではおそらくその占いは100%当たってしまうことになるのでしょう。
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