
成功するためには成功者と同じ感覚や考え方を持たなければならないという成功哲学があります。現実に実践して挫折した多くの人はこういう感覚や考え方はやっぱりついてゆけない!と感じてしまうからなのでしょう。
高級腕時計を買いなさい!ってマジックワード?
他人は見かけで判断する。だから腕時計は目につくので評価の規準としてはポイントが高いしなによりも高級腕時計ができる身分だということをあらわしているとのことらしいんです。ファッション系のメンズ誌などではいつでも時計特集をやっていますし10万円程度の時計は安く見えてしまう錯覚を与える仕組みなのかもしれません。消費が回らなければ経済は回ってゆかないので消費を煽るためにも高額商品を紹介するのはわかりますが・・・
時計好きってやはり自己満足の世界なのでしょう。見栄で高級腕時計を買うケースもあるようですがオメガをベースにするのかROLEXがベースになるのかは人それぞれなのでしょう。でも機能からみれば日本製の時計のほうがメンテナンスも楽ですしそれによく出来ています。デザイン的におとなしめだということはあるのでしょう。でも時計ってそれほど見ますか?スマホで時間がわかるから時計はしない世代の記事が載っていました。スマホで一瞬に正確な時刻がわかるのにわざわざ邪魔な腕時計なんて・・・
成功哲学でいう腕時計は高級腕時計をしなさい!というのはいかにも成功している感を自分に持たせるためのようです。その必要があるのかどうかはよくわかりません。こういう哲学は若い世代には抵抗があるようですし・・・
成功するために成功者のフリをする必要性
単純に成功すればいいだけですしこういうモチベーションアップには疑問も感じますが旧世代の人には納得できるし好まれる思考パターンのようです。高級文具などもそうですが実用的ではなかったりもします。仕事場に高級文具も紛失のリスクを考えればとうてい持ち込めません。それに取引先との資料については悪い感情をもたせてしまうリスクもありそうです。
だから100円均一ショップのボールペンがビジネスとしては使いやすいのでしょう。ビジネス文書で万年筆などは使えないわけですからね。あくまで趣味の領域なのでしょう。疲れて帰って高級文具という気分でもないので休日になにかを書くとかなにかの資料をまとめるという自分時間で使うだけのような気がします。成功者のフリは外で演じるものです。それが自宅だけの高級文具というのも光と影の関係みたいですね。光はビジネスですし影はプライベート、つまりオンとオフの使い分けになるのでしょう。
いかがでしたか?高級腕時計にこだわる人は少数派らしいんですが好きならそれも十分にありなのでしょう。ただ見栄のためとか他人への評価のためだとその感覚ってかなりレトロチックですね。
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