
占いというと恋愛委占いが定番でした。かって占い師で恋愛運以外の事柄の占いを依頼されるのはごく少数の占い師だけだったのかもしれません。もちろの総合運というものもありましたがそれでも職業適性とか家庭内の不和など相談するだけで解消された気分になるところもあったのでヒーリング系というジャンルも存在してたわけです。
なぜか来年の金運が気になるとき
過去の有名な手相占い師の本にも世界的な恐慌が襲ってくる前にはかなり多くの人々の手相にある特殊な線が存在していたという記載もありました。社会的な不安感と時代への焦燥感から落ちつきのない運の浮沈への恐怖が手相にあらわれていたらしいんです。時代が過去なので具体的な手相のサンプルを確認することは出来ません。それでもあり得る話だと妙に納得できる思考の根拠になる事実が歴史上存在したからなのでしょう。
そして時代は繰り返すわけです。今の時代は平和だと信じていますか?あまり平和のようには感じられないのですが・・・ならば手相に特殊な線が出ている人々が確認できそうですがそこまでの資料がないのは占い師の職場環境の変化によるものなのかもしれません。とはいえ来年の運勢なんて毎年のように占われています。それがなぜ今年の暮れから来年にかけて気になるのかが不思議なところでしょう。
占い業界の広告宣伝は恋愛問題がほとんどだった時代
婚活ブームですが婚活しなければならないほど出会いが少なくなっているのも今の時代の特色なのでしょう。ふわふわとしたなんとなく幸せ的な社会はすでに過去のものになっています。結婚もビジネスと割り切っているという意見も多い婚活のようです。だから相手の社会的地位や収入が評価の規準になるのかもしれません。
恋に悩むのは若い証拠だなどといわれています。ですが今の時代は少子高齢化社会なので若い層は少なくなってきています。そのうちの恋愛で悩むのはもっと少ないのかもしれません。結婚後の生活が順調なのかすらわからないわけですし女性なら子供の問題も出てきます。こじれたら離婚して養育費をもらうという構図は所得階層が高い人々の間でしかあり得ません。もっともマスメディアはいつでも富裕層を対象にしているので表面に出てくる離婚の事例は順調に養育費がもらえるケースばかりなのかもしれません。
生活力の問題で離婚した元夫婦の場合は養育費など裁判で争われても現実にはもらえません。 養育費を払うだけの経済的なゆとりがないわけですからどこからも養育費のようなお金は捻出できないわけです。すると恋愛での悩みの形が変わってきます。恋から経済苦に変化するわけです。恋の悩みよりも将来の金運が妙に気になる状況なのでしょう。だから脅威の的中率でみてあげましょう!という広告も金運がメインになるわけですね。
いかがでしたか?占い業界でも時代の流れには逆らえません。恋愛よりも金運にニーズが変化してきているのなら広告のメインは金運になるのは自然なことなのでしょう。
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