
一応のレベルで生活が安定しはじめるとなぜか不安になることが多いようです。順調に回り出したといってもその鎖のどこかに弱点があるからなのでしょう。チェーンの仕組みとはそういうものなのかもしれません。切れるとしたらどこかに弱点があるわけですしその弱点に強い圧力がかかってくればチェーンの輪も分断されてしまいます。タロットカードの運命の輪がいきなり逆回転し始めたかのように・・・
今までが逆境だと不安が高じるかも
可能性としてはいつでも不安材料を持っています。今はまだ現実化してトラブル案件にまで発展していないだけでこの先はどうなるのかさっぱりわからないわけです。トラブルに対応できればいいんですが仮に対応出来ないトラブルだと間違いなく運命の輪は逆回転をはじめます。いくら順送りの戻そうと努力してもその努力は虚しいだけで風の中でひらひらと散ってゆく感じがあります。そういう弱点は誰よりも自分が知っているわけですし自分だけが知っているというプレッシャーが運命の輪の回転を逆回しさせてしまいます。
可能性の世界なので必ずしも逆運に陥るとはいえません。とはいえ弱点を知っているのは自分だけなので独自の世界観が形成されてゆきます。欝っぽくなることも多いようですし不眠症など日常的な出来事なのでしょう。それに眠りが浅いとか・・・
可能性は徐々に姿を現す
経営者に必要なことは経営に危機意識をいつでも持っていることなどの名言や哲学がありますがプレッシャーに強いタイプの経営者でなければ危機意識は本当の危機を招いてしまうことも多そうです。
つまり可能性の世界なので空想と同じようなものなのでしょう。その世界の中では時間が止まっていることも多くすべての災難やトラブルが一時期に集中して襲ってくる気がするからなのでしょう。
これはプラス思考でも同じですがゴールを設定しても順々にステップアップしてゆかなければそのゴールに到達することは難しそうです。徐々にってなかなか実感出来ない感覚なのでしょう。ゴールから逆算する成功法則でも多くの場合は失敗に終わってしまうのも細分化したゴールが徐々にではなく突然集中的に襲ってくるような錯覚を感じるからなのでしょう。でも夢でさえステップを踏んで実現するわけです。
トラブルも同じですが徐々に襲ってきます。一度にすべてのトラブルが襲いかかってくることは少ないのが現実でしょう。不安から時間軸をとりのぞくとすべての不幸が同じ次元で重なってきます。危険な思考ですね。この可能性が実はポイントなのです。起こりうる不幸は必ず発生するというのはマーフィーの法則を信奉しすぎるからでもあります。すべては起こりうる・・・が、今ではない!という現実的に不幸や不運の芽を時間軸の中で展開できることも成功哲学のポイントなのかもしれません。
いかがでしたか?すべてが順調な時ほどその順調が破綻する可能性を予期しているものなのでしょう。予期だか予知だか区別が難しそうですが予知は確定的に未来の不幸であり予期はそういう可能性もあり得るかもしれないといった程度なのでしょう。
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