
占いを決断のツールだといった使い方をしているケースもあります。ただ・・・結果が思うようで無いと満足出来ずに何度も繰り返し占ってしまうというデメリットがあります。
同じ内容の占いを繰り返すのは禁止されているが・・・
結局のところなんの役にも立たないからなのでしょう。意志決定のツールとして使うのなら繰り返すぐらいならよく考えてみるほうがいいわけですからね。
結果に満足出来ないのは最初から思うような答えを占いに強制しているようなものです。そういうメンタル面の弱さが優柔不断な性格にもつながってゆきます。優柔不断が悪いわけではないのですけど・・・リスク管理の徹底を考えれば優柔不断に陥るのは自然な事柄です。行動してからでは挽回出来ないわけなのでマイナスのフィードバックを得られても次回のためにも役立ちません。というよりもほとんどの物事って再現性が低いわけです。
心がすべてを決めるとまでは言いきれません。それが人生の難しいところでしょう。ただ後で再起不能になるほどのダメージは避けたいもの!それが占いで結果を知りたいという心の予防線でもあります。
占術としての同一テーマの同一時間帯
状況が変われば同じ問題を再度占いのテーマにしても問題はないのですがとはいえ時間を置いてまた次回という程度の悩みなら大体占いません。今知りたいわけです。行動の結果が・・・
再三占うと真実は告げられないというのが占いの原理原則ではあります。理由は微妙に占う時期とのからみがあるからなのです。占機というものがもともとの東洋占術の哲学の背景にはあってすべての事象は変化するというのが原則です。それを気というとらえ方をした東洋占術、九星気学も同じ東洋占術なので時期厳守ではあります。物事が変化する時にはかならず気が動くわけですしその気の動きはなんらかの兆しにあらわれるということになっています。その兆しを深層意識でキャッチして占いのテーマとして知りたい!ということになるのが普通なのでしょう。これを占機というわけです。
しかも占機というのはごく僅かな兆しにあらわれるわけですからそれを敏感にキャッチできなければなりません。つまりイメージをそのままキャプチャーしなければなりません。繰り返して占うという行為は最初に把握した本質的な答えを次々と新しいでたらめなイメージで書き換えてしまうことになるわけです。そうなると兆しを感じた瞬間の感覚は消滅してしまいます。だから当たらない!だから時間と人生のロスタイム!ということになるわけです。
いかがでしたか?知りたいと思った瞬間にある種の本質の変動を察知しているのが人間だとされているので占機を無視してはいけないということなのでしょう。外れて損をするだけの問題ではなくこれから先ずっと占いには自信が持てなくなってしまいますから。
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